表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

89/232

カレン

「お姉ちゃん帰ってくるときは連絡してっていってるじゃない。ご飯は?」

「お〜食べまス!食べまス!五葉の料理は美味しいですからネ」

ニコッと微笑んでぱたぱたと台所の方へ向かった。奥に行ったことを確認したカレンは杖をとりだして魔術を使う。

空間指定チェックサイレント時間停止スロー

外の景色がゆっくりと動く。結界の中に入れられたようだ。

「カレン。」

「まさかこんなところにくるとはね、ソフィア。てっきり王都に向かったと思ってたよ。差し向けた刺客が無駄足を踏んでしまったようだ」

どうやら囮はうまく発動したようだ。

「まぁわたしの用事は終わったし。王宮は大混乱だね」

「っ何をした」

「ふふふだーいすきなお兄さんについてね。お母様とお話をしてきたんだよ。でも、あなたには関係ないよね」

心底楽しそうに笑う

「愛なき養子だもの」

「カレン!!」

胸ぐらを掴む。カレンはその手を気だるげに見下ろした。

「立ち去りなさい、今からディナーなの。招かれざる客にはおかえりいただきたい。これは恩情よ。家の中を汚されたくないもの、解除リリース

時間が動き出した。

「ソフィアお姉ちゃんも食べてく?」

「ソフィアさんは大事な用事があるみたいナノ。すぐに行かなくてはいけないみたい残念で〜す。」

小屋を後にした。王都へ急ぐ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ