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蝶は舞、蜂のように刺す

「蝶野 ちょうのはじめ。カウンターズの副隊長にして、実行部隊長。隊長である零番が現在所在不明だから、実質的なリーダーだ。カウンターズの選抜条件が、魔法の功績と魔法国への服従義務であり、見返りとして、金や魔道具の斡旋や様々な優遇措置が与えられる。癖の強い奴らをまとめる隊長と副隊長は別格の強さと権力をもつ」

そして、と一瞬迷っているようだが、切り出した。

「私の元カノだ。古代魔法少女の封印の件で弱っていた私を慰め、心の隙に漬け込み、金と魔法を奪っていきやがった。今度は元カノの妹に手を出すなんて、とんだクズやろうだ。」

机にこぶしをたたきつける。

「やっかいなのは、あいつは、幻覚の使い手で使い魔の蝶の鱗粉を媒介に術をつかう。さらに竜崎家が所持封印していた禁術を盗みだしている。特に対魔法少女用に作られた禁術は相手の容姿や技、知識なんかも会得してしまうんだ。龍喰らいと呼んでたが、今は魔法少女喰いと呼んでいるらしい」


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