さあ☆はじめよう!
「結局のところ暇つぶしにもならなかった。がっかりだぜ」
魔法老婆は貫いたぬいぐるみをうちすてる。
「時間凍結」
やっぱりいまなら、ミッキュ の体の魔力がある。ミッキュ の助力なしに魔法を使える。かおりちゃんの魔法で魔法老婆の動きを止める。
おそらく長くは持たない。
私の魔法は記憶。魔法は解釈を重ね、理解を深めると、変化する。
「空間移動」
全員を一箇所に集める。
「慈悲の火」
さくらちゃんの魔法で治療を行う。だけど、応急処置が精一杯だ。
「ほのか」
「みんなは休んでッホ。今からあの人ぶっ倒してくるッホ」
「憑依」
さきちゃんの魔法でよしこさんの魂を体にやどす。
「力を・・・貸してください」
目を閉じて魂と対話する。
「・・・ソフィアが魔法少女、なんで、よくも魔法老婆め。よくも魔法生物め。・・・」
「・・・ソフィアちゃんはソフィアちゃんの夢を叶える為に魔法少女になったんです。だれかのせいではないんです。」
「・・・ソフィアの夢?・・・」
「・・・ソフィアちゃんを助けるためにも、力を貸してください。他のみんなも・・・」
夢半ばで散っていった魔法少女達の魂にも語りかける。
ゆっくりと目を開ける。
「創造」
よしこさん達の記憶を読んで彼女たちの全盛期の時の魔法服と杖を作り出す。
「一人一人の記憶を読んで、魂を分ける。混在するから、一番強い感情に飲み込まれるんだ。あなた達が一番あなた達らしかった姿に!記憶!!!」
終わりに向けて、何回も改稿を重ねると思います。ご了承ください。




