いざ☆魔法少女バトルvsカレン★
「最近の魔法少女は可愛くていいな。あたし時は山高帽子って相場は決まってたんだかな。変・身☆」
さちよさんのもともと膨大だった魔力がさらに膨れ上がっていく。
「あんたらの魔力の最大値をはからしてもらうぞ。全力でかかってきな。もし私にかてたら、1人分の魔力を協力してやってもいいぜ」
過激な衣装から、長いロープに山高帽子と言う落ち着いたファッションになっている。正直普通逆だろだと思った。まあさちよさんらしい。
私はともかく、他のメンバーたちの全力は相当やばい。一人一人が世界を滅ぼさんとする悪の幹部と渡り合い勝ってきたのだから
「あとから泣いて謝らないでくださいネ!創造」
カレンは地面から次々と剣や槍などを作り出し、撃ち出してていく。また、その合間に、召喚陣を書き出し、モンスターを呼び出していく。彼女の魔法は創造と召喚。様々な制約がある窮屈な暮らしを断ち切りたい、友達が欲しいと言う思いが、具現化した魔法だ。
「そらそらそらそら!どうですカ」
撃ちだしたものは、相手にはじかれようとカレンの杖さばきで再び撃ち出すことができる。打てば打つほど相手に逃げ道がなくなっていく。加えて、召喚獣たちが自律的に動き攻撃を加えていく。昔は小さなモンスター1匹が召喚されたら動けなくなっていたが、今では5匹のモンスターを召喚することができる。
「ハハハハハハハハハハハハ!」
そんな逃げ道がないと思われる攻撃を笑いながら、魔法老婆は避けていく。必要最低限の動きで必要とあれば杖を振って攻撃を避けていく。撃ちだされた武器は弾丸より早く撃ちだされているので、簡単には弾かれないはずだが、まるで踊るように交わしていくのだった。