狭間の物語
魔神少女
世界を滅ぼす力を持った魔法少女。実在した魔法少女。三大魔神を使い魔として世界大きく改変した。
世界樹の王鹿、海溝の白鯨、天空の龍神。
1匹1匹が神話の代物である。彼らを使役できたのは、ただ1人。
「…………記憶の、魔法少女、…………」
悠久の時を得て、彼女は目覚める。
魔法少女ほのか 追憶の魔人少女編
いっけなーい!!遅刻遅刻!あたし!ほのか!元気な20代後半今日はだいじな魔法少女隊の入隊式!スピーチを任されてたんだけど、化粧に時間がかかって、さっそくピンチ!(小じわを隠すのたいへーん☆)
「きゃあ!いてて(なにしてくれとんじゃいボケナス!)」
「いったああ。なにすんのよ!」
「大丈夫?ごめんなさいね(まずは謝りやがれバカタレが消し炭にするぞボケ)」
「っひ、化け物!」
失礼しちゃうわね。人の顔を見て化け物なんて。ぶっ殺しちゃうぞ☆
だが、彼女が驚いているのは、背後にいるみたいだった。
「……はぁ、記憶。火鷹・戦乙女」
ほのかの身体が紅く燃え上がり、紅い花嫁衣裳に変わる。かつてさちよさんの使っていた技だ。
「結婚適齢期ギリギリの花嫁衣裳っきゅ!覚悟しやがれ!変質者!!」
「てめぇか!さっきからちょいちょい戯言挟んできた奴は!!死に晒せ!!」
緑の妖精もろとも、怪物を蹴り飛ばし、星に変えた。
「大丈夫?けがはない?」
返り血のついた爽やかな顔で手を差し伸べた。
魔法少女ほのか。少女というにはだいぶ際どいお年頃に
「あ?」
まだまだ!ピチピチのほのかだった!!!




