そのころのさきちゃん
「さき先輩食べ過ぎですよ」
「ふぇ?何が?」
口の周りをベタベタと汚したサキは右手に超多段アイスクリーム、左手にドラゴンケバブの塊肉を持ち振り返った。目線の先には白いローブを着たいつはがいた。
「そんなに食べたら太りますよ」
「ばーか、美味いものはカロリー高いんだよ。太るの怖くて魔法少女やれるかっての」
ガブリと塊肉にかぶりつく。
「へっサキは、お胸にもう少し脂肪があったほうがいいな」
「まったくだぜこのサチヨさまのゴイスーボディを見やがれ」
「黙ってな霊体組!」
「「へーい」」
ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !!
まったく。
「で、いつはちゃん、カレンはどこよ」
「カレンお姉ちゃんは今試合会場で、」
「戦ってるのか?」
「悪巧みしてます」
てへっとちょっぴり舌をだして笑う。
かわいい( ღ´⌣`)ホッ=3
まぁわたしは1回戦で負けちゃったけど
対戦したアイツ強かったな。あの金髪のお嬢さん。
つぎは、ほのかと当たるんだっけな。
ま、わたしは美味い飯食えればいいか
「よっしゃいつはちゃん!カレンのツケでドンドン食おう!」
「や、やめてください」
そういうと手当たり次第に屋台に向かうのであった。