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なぬ☆6人目の魔法少女登場

「今回の場合はどうなるんかな?ほのかは生きてるわけだし」

咲がブンブンと龍を振り回しながら言った。

「やっぱりキスですカ?」

「キスはダメッホー」

「てかさー」

ひとりの幼女が、ほのかを抱える。

「ほのか姉ちゃんが魔人少女の契約をすれば元に戻るんじゃないの」

「「「ふぇっ?」」」

上をおさげに結んだ女の子がそこにいた中学生たちに話しかける。彼女の名前はソフィア。魔法国の出身で天馬さんの妹だ。彼女も魔法少女だがこちら側の人間では無い為、自分の魔力が十分にあり魔法生物の助けなしに変身できる。6人めの仲間だ。もちろん兄には内緒である。

「兄ちゃんが結局誰と付き合おうが私には関係ないけど、兄ちゃんが悲しむようなことになったら私何するか分からないから」

彼女自身は認めないがブラコンである。

「確かにもう一度魔人少女の契約をすれば入れ替わるかも」

「ちょっちょっとまて。それではロマンスが全くないじゃないか」

龍が慌てて口を挟む。

「刻むぞ蛇が」

「ひっ!」

この幼女敵なしである。

「魔神少女の契約のために必要な儀式は5人の魔法少女の魔力と魔法生物だ。今ここにあるのは私と咲姉ちゃんと華麗姉ちゃんの3人の魔法少女の魔力。あと2人が必要だな。」

「ソフィアちゃん」

この子には散々振り回されたけれども、味方になったらこうも頼もしいかと思うと涙が出てくる。初めて会った頃は同じ天満さんを狙う恋敵として散々な嫌がらせを受けたけれども今はもう水に流そう。幼女は腰に手をあて、ふんと鼻息荒く言う。

「魔法老婆に助力を頼む」

幼女から老婆へ急転直下である

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