169/232
白鳥いつはの学園生活
黒井さんはとても素敵な素敵な女性でした。
「ここの数式を・・・ちょっと難しいけど、黒井さんおねがいできる?」
「はい。・・・2xです。」
「よろしい」
成績優秀!
「黒井さん!」
「うん。まかせて。・・・うん!」
「すごーい。黒井さんダンクシュートを決めてる」
スポーツ万能!
魔法国出身者なのに
クラスのみんなの中にすぐに打ちとけていました。
対する私はというと
「ここ白鳥さんお願いできる?」
「えっと!その!えっと・・・すみません。わかりません」
あてられるとすごい緊張してしまうし
「白鳥さんパス!!」
「えっと、わああああ」
「ちょっ!審判よけてぇぇえええええ」
「あちゃああああ」
運動センスは壊滅的・・・
しだいにクラスの人とも話すことが少なくなってきました。




