七禍の仕事仲間
「全くどこ行ってたんだ。しちか」
戻ってきた七禍に対して声をかける人物がいた。髪の色は金髪で、最近少し短くした若い女性がそこにいた。
「ただいまにゃ〜零華、いや、カレン☆」
「わざとやってないか?」
若干苦笑を浮かべ彼女は答えた。
「頼まれてた通り、必要なものはあらかた作ったぞ」
「助かるにゃー☆今日はどのあたりまで終わったにゃ☆」
「商店街のあたりまではとりあえずって感じかな。私も術式はそこまで得意では無いけど、教えてもらえたら私も分担するぞ。この街には詳しいし」
「大丈夫にゃ☆カレンは十分に手助けをしてくれてるから、そんなに張り切らなくても、奉仕活動の報告もしっかり書くにゃ☆」
「点数稼ぎをしてるわけではないんだけどな。まぁ遠慮なく言ってくれ。」
「カレンお姉ちゃん、猫のお姉ちゃん、ご飯できたよ〜」
バタバタとエプロン姿のいつはが奥から出てきた。
「わーいにゃー☆お腹ペコペコだにゃー☆」
「そんなに働いてないだろ。私はいっぱい想像を使ったから、すごくお腹が減ってるけど、あんたは持ち場にいなかったじゃないか」
「にゃっはっは私は私で忙しいんだにゃ☆ところで、カレンはほのかって言う魔法少女知ってる?かにゃ☆」
「あぁ、昔一緒に魔法少女やってたよ」
「ぜひ詳しく知りたいにゃ★」