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にゃははは☆

 爆風とともに現れた彼女の耳にはネコミミがついていた。ぼさぼさとした黒髪の上に2つの黒いネコミミが。ローブの下の衣装も野性的で何かの動物の皮でできているようだった。ただし彼女の持つ杖は近未来的なデザインの金属の光沢があるものだった。そのアンバランスさがどことなく気持ち悪さを醸し出していた。

「にゃっはっは!私の開発した悪口発見術式が反応したにゃ☆おしおきするにゃ」

 反応したのは、六駆とかおりだった。六駆はほのかとさきの杖を強制的に操り、二人を転送した。その返す手でかおりを逃がそうとする。だが、かおりはすでに七禍に向かって走り出していた。全身に氷を纏って突貫する。

「バン★」

 七禍が指を銃のように見立てて、撃つ真似をする。

「かおり!!」

 四方八方から伸びてきた腕が彼女を絡めとり、引きちぎらんとする。

「あああああああ」

 あらぬ方向に手足を曲げられ、激痛がはしる。

「にゃはははは☆おしおきにゃ〜★べきばきにゃあ☆」

 六駆が杖を構え、術を組み立てはじめる。

「遅い遅い遅い遅い!にゃはははははは」

 しかしいとも介さずに次々と現れる魔法陣を破壊していく。魔法は発動しない。魔力となって散っていくだけだった。

「遅すぎてあくびがでるにゃん☆」

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