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カウンターズ最期の一人
「六駆さんカウンターズだったんですね」
「メンバーの中で一番最期に入ったメンバーだけどね。」
「一は最強の暗殺者、二葉は最悪の魂使い、三千代は最大の魔力保持者、四葉は最高の運持ち、五葉は最期の魔法少女、六駆は最上の杖職人、七禍は、最多の魔法術式研究者、罠華八は最古の霊術師、裂九羅は最速の魔法騎士、零華は最終兵器ってな。しっしっし。話は聞かせてもらったが、お前たちよく生き残ったな」
「全くだよ。」
「私たちまだ、七禍さんにはあってないよね」
六駆さんとかおりちゃんが苦い顔をする。
「あぁあいつはいいんだよ」
「ん〜なんというか。すごい人なんだけど」
「彼女は今破魔市に来てるッキュよ。魔法を一般人に見られてもいいように、町全体に術式を貼ってるッキュ」
「「!?」」
二人がおののく、ていうか恐怖で震える。
「かおり、僕と結婚してくれ」
「ああ!もちろんだ!」
「ちょ、二人とも落ち着いて、まだ結婚できる歳じゃないよ」
すると、目の前が爆発する。なんだリア充だから爆発したのか!
「ひゃっはー☆誰か呼んだかにゃ★」
猫耳少女が飛び出してきた。