表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

140/232

魔法少女ほのかvs一般人かおり



かおりちゃんは不敵に笑う。さちよさんの子孫なだけはあって似てる。

「しっしっし。捕まえてみな自称魔法少女!」

そういうともっていた買い物袋をこちらになげつけてきた。

「なっ」

目の前に迫ってきた白いビニール袋を手ではらうとそこにはかおりちゃんの姿はなかった。

「ほのか!下だ」

さきちゃんが叫ぶ声よりも先に目の前にかおりちゃんの蹴り上げた足が見えた。

身体をのけぞらせてとっさにかわす。両手を地面につけて低い体勢から逆立ちをするようにけりをだしてきたのだ。いきなりこんな攻撃をするか。

ぱきっ

頭のうえで音がなり、不快などろっとした液体が頭を伝う。

「なになになに?!」

「ほのか落ち着け!ただの卵だ」

「ああ私が買い物袋を投げた時に上空に投げたただの卵だ。だが、お前の頭は今パニックを起こしている。だからその間に!」

「っうぉ!!」

驚いたさきちゃんの声かする。おそらく私にさきちゃんの意識がさかれたところをついてきたんだ。さきちゃんのほうを見る。

「っめんな!!」

だが、そこはたよれるさきちゃん。呪符を投げつける。

「ん?お前のほうは中二病患者か?」

呪符を素手ではらう。さきちゃんは顔を真っ赤にした。あっなんかかわいい。霊力を込めるのが遅れる。

距離をさらに詰めて右手でさきちゃんの腕をつかみ、左手は肩を押し込む。そのままゆっくり倒れていく様子がスローモーションのように見えた。地面を転がり受け身をとるととかおりちゃんは走りだした。

「しっしっし、この商店街で私に勝とうと思うな・・・?あれ?」

だがその逃走劇は始まる前に終わっていた。

緊縛(ロック)透明化(アンビジュアル)(アイス),氷よ、かのものをとらえよ!氷獄(アイスロック)

私はすきをついて変身をして魔法を使った。かおりちゃんの得意だった氷魔法を。魔法を見て唖然とするかおりちゃんに話しかける。

「かおりちゃん!ようこそ魔法の世界へ」

まさか,かおりちゃんにこのセリフをいうことになるとは・・・


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ