モフ☆白鳥邸の執事で羊
華麗ちゃんの屋敷について、すぐにセバスチャンが出てきた。
「華麗お嬢様おかえりなさいませモフ。ほのか様も咲様もいらっしゃいませモフ」
スーツを着た羊がとことこと歩いてきていった。
「ふーむ。魔人少女ですかモフ」
「そうっホ~。なんとか元に戻る方法はないのかッホ~」
必死にすがりつく。なんというか目線が魔法生物と同じだとなんか不思議な感覚だ。てか、羊って目が怖いな。
「ふむ、この腹立つぬいぐるみがほのか様モフと」
場所は華麗ちゃんの屋敷の地下室。いま華麗ちゃんはこの屋敷で使用人さんたちと一緒に暮らしている。私たちも時々利用させてもらっている。以前もこ地下室で変身の決めポーズの練習や戦闘の訓練を行っていた。使用人さんたちには演劇部の練習と伝えている。今は二人の魔法少女と1人の魔神少女(気絶中)魔法生物が3匹集まっていた。アッパーカットを食らわせた一瞬の隙をついて、2人の魔法少女と1人の魔法生物は、魔人少女に馬乗りになりボコボコに殴り上げしばりあげた。魔人少女は気絶し、隣の防音の部屋に閉じ込めてある。
「うむ。魔人少女は特別な条件下でないと発動しないとても危険な儀式と聞いているモフ。基本的には魔法少女が倒された時に緊急事態として使うことができる秘伝中の秘伝。魔法生物として人間とかかわるときに絶対にするなという風に教わったモフ。ミッキュ も愚かなことをしてくれたものでモフ」
「私は元の身体に戻れるホか?戻れないホか?それが大事っほ!!」
「戻れないこともないモフが、、、」
いい淀むセバスチャン。白鳥がセバスチャンを促す。
「ミッキュと天照さまがキスをしなければいけません」
「・・・え?え〜〜!!!」




