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籠城戦

まずは天馬チームが出発した。魔都への道のりは遠いが、今のところ1番危険が少ないチームだったからだ。

「俺たちも行く先々で囮の魔法をかけておく。正直どれだけ役に立つかわからないが、必ず生き残れよ、えっと、あの、ほのちゃん」

少し驚いた顔する。

「ありがと!てんちゃん!いってらっしゃい」

「ああいってくる!」

ニマニマとするさきちゃんがすこし腹立つ。

「さきちゃんも気をつけて」

「おう。愛しの彼は私が守るからな。」

「さきちゃん!」


さてと、つぎは私たちの番。

「みんな無理だけはしないで」

「いざとなれば、地下の魔方陣に。森の外へ行ける。」

「おう、行ってこい!」

「我らは騎士!約束は守る」

ほのかたちの町からきたゲートをイメージする。記憶の魔法を使ってより強く安定した魔法に

記憶メモリー時空移動ワープ




行ったか。

行ったみたいだ。

さてと行こうか。

ログハウスのドアを開ける。

索敵サーチ

ログハウスの周りには魔法国騎士団が徐々に集結してきているようだった。基本的に魔法は直線に放たれるため、木々は邪魔になる。位置どりが大切になる。おそらくこの場所も取り囲まれるのは時間の問題だ。

できる限りのことをしよう。

「私たち真っ先にやられるモブキャラみたいだね」

「あぁそうだな。だがな、後輩たちを守るオイシイモブだ」

「モブとは何かわからぬが、後続のため命をかけるのは騎士の誉れ」

「暑苦しいな。相変わらず。行くぜダチ公!時間はたっぷり稼いでやるぞ」



魔法国騎士団が3つは動いているのだろう。周りは囲まれている。かけれる防御、妨害魔法、結界などはおおかたかけれた。あとは名乗るだけ!

「私達魔法少女フルーツパフェ!おやつの前に片付けてやる」

「我ら魔法少女騎士ロイヤルナイツ!!つるぎのサビにしてやる」

「悪即ブッ殺すおれたち荒くれ魔法少女!夜露死苦」

「「「かかってきやがれ!!!」」」

静寂が一瞬訪れた。一瞬だけだった。

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