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じゃあ行こう!
「となると、この大人数で逃げ回るのは、難しい。人数は絞るべきだ。」
「さきちゃんの言う通りだね。五葉ちゃんチームと天馬さんチームと時間稼ぎチームだね。五葉ちゃんチームは、五葉ちゃんとソフィアあとは・・・」
「私とほのかだな。ほのかのワープは逃げるのに便利だ。メモリーが貯まるまでは私が森の中を案内する」
「俺のチームは、道案内と機動力が必要だな。竜崎、ヲタ、力を貸してもらえるか。」
「わかった。さちよさんとお姉ちゃんは力を使えないけど、魔法国外には詳しい」
「光栄です。陛下!魔都についたら任せてください」
「じゃあ、私たちは足止めだな。」
ほのかの街の魔法少女たちが言った。
「やっぱりみんなで逃げちゃダメかな」
「ほのか、私たちは自分たちの時代には戻れない。だからこそせめて、友達のために」
「・・・気をつけて」
「なめんなよほのか私たちは歴戦の猛者だぜ」
「自分で言うなよ」
はははは
「ご武運をさき様」
「うん、あなたたちも」
魔法少女たちは、ハグしあった
「じゃあ行こう!」