第三部エピローグ カウンターズ 零華
おかしい。
いくら倒しても魔犬の数が減らない。
むしろ増え続けてる。
このままじゃ
私は
早くゲートを閉じなければ。
早く
「セバス!ゲートを早く見つけなさい。」
反応がない
「セバス?」
羊の魔法生物は恭しく礼をした。
「零華様」
ただ方向が私ではない。あれは
「・・・双葉?」
「ん?ヤッホー!カレン?まだ死んでないの?」
こちらに手を振る女性は雪のように白い髪に、鋭い赤い瞳を持っていた。
「ゴート、ゲートを開いてさっさと終わらそう。んで、五葉ちゃんに死体を見せて、つぎの『零華』にしちゃいましょ♩」
「御意に」
あぁなんて人生だ。私の人生は。ごめんね。みんな。ごめんね五葉。ごめんね。
「助けに来たよ。カレンちゃん」
顔を上げると魔法少女姿のほのかがそこにいた。
「えっ、なんで・・・」
「私だけじゃないんだよ。ほら」
魔法少女姿のさき、魔法使い姿の天馬、あと、その他!ひどいッキュ。ミッキュ や魔法少女たち。
「・・・ソフィア」
魔法少女姿のソフィアもいた。
「カレン、私はあなたのことを許したわけじゃない。けど、五葉ちゃんのためにも、あなたに協力する。」
いや、まて。なんで。
「なんで知ってる。それになぜミッキュ と天馬さんが」
「話は後!」
全員が戦闘態勢をとる。
「まずはこの場を生き残る」
いつもご覧いただきありがとうございます!
第三部 完です。
第四部は最終章になります。
目標の100話はクリア
あとは10万字の作品を作るをクリアしたいと思っています。
魔法少女カレンはダブル主人公の話が書きたかった。二面性がテーマです。
カレンは裏の顔がありましたが、それが本来の顔であり、ほのかたちに見せてる顔は裏の顔でした。
ソフィアは主人公のようで、裏主人公でした。
話作りは難しいですね。
次回からは最終章の予定です。
応援いただけたら嬉しいです。
また最終章に合わせてタイトル変えますので、ブックマークしていただけたら嬉しいです。