表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏生詩集

送る言葉

作者: 夏生

言葉一発で相手をノックアウトできたらいいのに

言葉ひとつで相手を抱きしめることができたら

距離なんて問題ないのに


いつか書いた詩

インターネットがなかった頃

ノートに殴り書いた詩


今、私の言葉はキーを押せば飛んでいける

誰かをノックアウトしているか

抱きしめているか

それはわからない


誰かの言葉にノックアウトされたり

抱きしめられたような心地になったことは

あるから、きっと私の言葉も


おそろしいような

素敵なような気分


自分用の言葉ではあるけれど

誰かの心の中にお邪魔することも

あるので


詩のひとつひとつを

透明の包装紙に包んで

透明のリボンをつけて

送っています




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 夏生さま はい(*^_^*) 包装紙に包まれた、リボンまでかけていただいてる、 透明な言葉をたくさん、たくさんいただいています。 心がぽわっと温かくなる。そんな言葉をいつもありがとう。 <…
2013/10/18 01:09 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ