個性の砂
握ったものは砂だった。
沢山つかめるけど、いざ開けば残るのが僅かで。
儚くて、息を吹きかければ殆ど消えてしまう。
でも、その手に残った砂は大きかったり小さかったり。
個性と魅力に満ち溢れているものばかりで、同じ形なんて存在しない。
隣の子の砂は大きいけれど、その隣の子は形がきれい。
そうして皆は握り締めて残った砂をもち、歩き出す。
きっと最後に残る手の中の砂が一番強くて、逞しくて、
その人の最大の魅力になるんだろうな。
握ったものは砂だった。
沢山つかめるけど、いざ開けば残るのが僅かで。
儚くて、息を吹きかければ殆ど消えてしまう。
でも、その手に残った砂は大きかったり小さかったり。
個性と魅力に満ち溢れているものばかりで、同じ形なんて存在しない。
隣の子の砂は大きいけれど、その隣の子は形がきれい。
そうして皆は握り締めて残った砂をもち、歩き出す。
きっと最後に残る手の中の砂が一番強くて、逞しくて、
その人の最大の魅力になるんだろうな。
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