序章
初投稿なり
『ハハッ、まじかー…
これって所謂死ぬってやつ?
案外ふわふわしてて感覚なーい』
気付けば体が浮いていた。ふわふわとした感覚と言うよりも実際に体がふわふわしている。
手足の感覚は? 無い、そもそもついているかも怪しい。
視界は?目を閉じているかも分からない。だが真っ白だ。本当に何もなくただの白。無職の方が近いだろうか?
嗅覚、聴覚は?手足が動かせないのにあるわけが無い。無音無臭。本当に何も無いただの無。
分かることと言えば先程までは自室でロープ片手にママにグッバイしてたこと。
『 かーさん、1人にしまったなぁ…… 』
今更ながらの後悔をボソリと発せない声を発し、その何も無いただの虚無空間を漂う。
突如 ピカッ と見えないはずの目の前が神々しい光を放ち ぅ” っ とした不快感に襲われる。
すると次は感覚の無いはずの体がどんどんその光の方へと吸い込まれて行く。
『 おいおいまじか… 勘弁してくれ 、 』
誰かに呼ばれている感覚がする。光の向こうに“ソレ”が居る。なぜ分かるかは分からないが自分には分かる。感覚だろうか、
光に吸い込まれた先にはまっさらな空間が広がっていた。掴みどころのない感覚は無くなりまさに地に足が着いたとはこのこと、重力を感じるとはなんて素晴らしい。
地面に足がつくのってこんなに幸せなんだ………
ふと、顔を上げると誰か居る、
誰だ?こんなところに。俺の走馬灯なら誰かわかるはずなんだなこんなヤツ知らない、誰だあの【女】
そこに居たのは全く日本人では無いことを象徴するかのような長い金髪ロングの癖の軽く着いた髪。透き通った陶器のような白い肌にダイヤのように美しい輝きを放つ神秘的な瞳。
ふむふむ、体型はおっパイ大きめのAV女優並と見た。
『 死んだあとのご褒美か? 』
そうときたら待ってらんねぇ!あの美人な姉ちゃんに一声かけなくては!!
生物的欲求、本能のまま走りその神々しい“彼女”へと距離を詰める。
ニート生活の賜物である腹回りに着いた贅肉が少しばかりかさばるが気にすることなく駆け寄る。
近くなった彼女の顔を見ればその美しい顔に似合わない色の濃ゆいクマがある。
近づいたからこそわかったのは何やらブツブツと呟き仕事?をしている。
「 ……〜〜 ね 、 わかった、そっち回して 。それ…〜〜〜〜〜 。。。 」
おうおう、そこの姉ちゃん俺の事無視かい!!
自分が相手にされていないことを不思議に思い腕を組みながら考え彼女を見ているとパッと目があった。
お?かわうぃーお顔が見えるじゃーん♪
「 アナタ 、 ここにどうやって入ってきたの、
まぁいいわ、アナタに構ってるほど私暇じゃないのとっとと出ていって。」
おー?ちょっと雲行き怪しいぞー???
「「 とりあえず転生で 」」
サラッと彼女は言ってのけたが自分にとってはとんでもない発言だ。
初めて書かせていただきましたぽよまると申します!!
ここまで読んでいただき大変ありがとうございます!!!!!
これからも日々投稿頑張ろうと思いますのでよろしくお願いします!!