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駒繋(コマツナギ)の想い

作者: 檸檬

さらさらと木の葉越しにキラキラの夕陽


時の花束のように頰にふれて胸をくすぐる


ねぇ みゆきさん


あの人とわたしは何故出逢ったのでしょう


ひかれ合う糸


逢うべきひとだった


そう歌ってくださいな


しあわせと詠んでください


わたしたちの出会いを


駒繋コマツナギのちいさな淡いピンクの野花が咲いている


その合間を青い蝶々がそよそよと舞って

もうすぐ露草が咲くよと教えてくれる


そして、楓の木の下までいざなってくれた


ねぇ あなた


わたしがここにいることに気づいてよ


わたしの眼をみてよ


あなたへの想いを

回想しながら絆とする歌でも


言の葉の羽を広げれば


駒繋コマツナギにあなたとの日々が


淡いピンクに咲いていくのよ


その合間を空色のワンピースを


軽やかに揺らめかせ


夏風に吹かれて

ふたり露草の花となりましょうよ


さあ 一雫となって咲きましょう


戦火に焼かれ灰色を希んだわけじゃないから

まして火種にはなりたくない


灰色の大地に蒔かれたものは心配はしなくても

いずれ自然と咲くさ


白と黒の間を回り回って行ったり来たり

灰色になりたいあなたの瞳


わたしの涙 


わたしの涙 あなたの瞳のなかへ


わたしとあなたの空色の涙くん


ひとつになって


キラッと光って おやすみ 































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