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訓練開始

「では早速、能力を測ってみようか」

ミカはその辺で拾った木の棒を私に向けてくる。


「ところで、ここって結界ってやつ?」

「そう、周囲のものを壊しても現実に影響ないし、何より人払いが出来る。流石に人前で剣を振り回す訳にはいかないからね」

とミカが答えてくれる。


「じゃあ早速」

 ブン!

と横に振られる木の棒をギリギリで避ける。

がすぐに縦に振られた棒が頭に直撃する。

ボキッ!!

私の頭に当たった木の棒は折れる。結構痛い。

「1回目を避けて油断したな。本当の剣なら死んでるぞ!」

「いたーーミカ、手加減してよ」

頭を押さえる私にミカは可愛い顔でニッコリ

「やだ」

 こいつ天使じゃない悪魔だ!こうなった全部避けてやる!

「こい!ミカ!」

その後2時間は棒を避け続けた。


それから本物の剣を渡され素振りをする。

「脇が開いてるぜい」

と悪魔天使のミカに棒で突っつかれる。


「て言うか私、剣とか持ってないけど意味あるのこれ?」

「あるよ、魔女も剣とか使うって聞いたし」

「えっ、杖とかじゃなくて?」

「うん、かなり武芸にも秀でたはず。杖って言うか棍?棒術とかも使えるんじゃないかな」


 ますます魔女のイメージが分からなくなる。ホウキに股がって飛んだりもしないんだろうなぁとか思いながら素振りを続ける。


「うん、今日はここまで!アオイお疲れさま」

この可愛い笑顔も今は悪魔にしか見えない……。大体冷静に考えれば戦闘訓練する女子高生ってなんなの意味分かんない。


「動体視力も凄いし体力も思った以上だね。戦いに向いてるんじゃない?」

「そんなのやだ、進路希望になんて書けば良いの?」

「戦闘……ソルジャーとか?」


いや真面目に考えるなよ、そう思いながら汗を拭くためにアームカバーを外したとき、ミカがダッシュで近寄って来て右腕を掴み凝視する。


「あれ?前に見せたことあるよね、えっ、なに?」

じーと腕を見ていたミカは

「文字が増えている……」

大きな声で言う。

「えっ、えっ!?」

知らなかった、いつも見てるのに……



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