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ハナコさん、暴れすぎッ!  作者: 鷲空 燈
最終章 『狂信の果て』【樹神幸子】 ※【第Ⅱ部、Ⅲ部ダイジェスト】   
49/49

終話 『梓刃那子』

「……それっきりか?」

 

「えぇ、サッちゃんとマリアは、それっきりよ」


「結局マリアってのは、何者だったんだ?」


「どうでもいいことよ。ラーメン好きな天使てんしのことなんてね」

 

「天使……? 天使あまつかマリア……ま、まさか! ……いや……たしかに、今更どうでもいいか……。そして、こうなったわけだな」

 

 探偵が何枚かの新聞と週刊誌の切り抜きを、布団に広げる


【「漫画家・西園寺ユリ、BLジャンルで大ブレイク!」】

【「女優・坂下るりか、ハリウッド映画のヒロイン抜擢!」】

【「【書籍、主婦の知恵・高橋美冬の極上レシピ】 ミリオンセラー!」】

【「現代のマザーテレサ・名城祐子の秘密に迫る!」】

【『宗教団体・幸真教』衝撃の解体!? 元教祖、樹神房江氏、独占インタビュー】

【「稀代の敏腕社長・別宮刃那子、突然の退陣!?」】


「さぁ? 知らないわね。じゃあ行くわ」 


 背を向ける刃那子。


「オイ、刃那子……っとすまん、名前で呼んじまった。かといって名字は……」


「別にかまわないわ。好きに呼んでちょうだい。で、なによ?」 


 落ち着いた顔で振り返る刃那子。

 

「そうか……ようやく親父さんと……。――もう、会社も辞めたんだろ? これから、どこへ行くんだ?」


「どこへですって?」

 

 そう言った刃那子を見て、探偵は息をのんだ。

 

(あぁ、ちくしょー。やっぱりこいつ、いい女だな……)

 

「あの子と約束したのよ? 決まってるじゃない」

 

 今まで見せたことのない柔らかな笑顔で、刃那子が言った。

 

「”幸せな未来へ”よ」

 


       ~FIN~


 ★ 物語を終えての作者、後書き (蛇足&宣伝)

 


『別宮刃那子の覚悟』(新題:復讐の刃那子)は、これで終了です。

 

 サッちゃんとの約束通り、主要人物は皆幸せになりました。


 ちなみに、探偵の銀行口座には、ものすごい金額が振り込まれてます。

 退院して、びっくりすることでしょう。

 

 サッちゃんのお母さんは、宗教団体解体後、残った信者と共に健全なボランティア団体を設立します。

 

 未回収のサブプロットとして、刃那子さんのお父さんの話があります。

 貧乏な実のお父さんと、お金持ちな今のお義父さんの話です。

 

 刃那子さんは実父を『お父ちゃん』と呼びます。

 実父は刃那子さんを『はなこ』と呼んでいました。

 刃那子さんが名前を呼ばれると切れる理由が、実の父にあります。

 

 その実の父との確執を解消し、お金より価値のある物を見つけるというサブテーマを入れることができませんでした。

 申し訳ありません。

 (※このサブストーリーが、探偵との最後の会話につながり、、刃那子さんが名前を呼ばれて切れなかった理由となります)


 プロット形式じゃなく、ちゃんと書き上げたかったです……。

 もし、この物語を読んで、少しでもなにかを感じ取っていただけた方は、どうかブクマ及び評価でお知らせ下さい。

 

 あと、別件で恐縮なのですが、ぜひ新作をご覧になってみてください。

 一見、俺tueeeeのハーレム物ですが、濃厚恋愛ヒューマンドラマに仕上げてみせます。


 しかし、それも皆様の応援なくしては、実現が叶いません。

 なので、新作の方もおもしろいと思っていただけたなら、ブクマ、評価にて応援お願いします。

 とくに評価ポイントは、10ポイントもあります。

 あつかましいお願いとは存じておりますが、それを押してお願い申し上げます。


 そして、このように、中途半端な構成で物語を仕上げてしまったことを、深くお詫びします。

 次こそは、みなさんの期待を裏切らない物語を書ききってみせます。


 応援ありがとうございました。


 平成31年3月30日(土) 19時23分  鷲空燈


 以下宣伝)

  

 平成31年3月30日(土)に、新作

『うちの兄が魔王討伐した件について!?~出戻り最強賢者の訳ありハーレムな日常~』

 を投稿開始しました。

本作を楽しんでもらえた方には、確実に気に入ってもらえる作品です。

本作でブクマや評価をつけるに至らないと思われた方にも、ブクマ評価をしていただくべく書きました。(今も書いています)


 本作はポイント不足のため打ち切りでした。



 新作の方をブクマ、評価で応援していただけると幸いです。

 特に評価を、どうか、よろしくお願いします!

 絶対に面白いので、ぜひ読んでみてください! 


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