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夕刻の響曲 -7-
秘密探偵部部室。中山と詩音は教室の隅でガタガタと震えており、机に座る千野と海斗も青ざめている。そんな中、翔はただ1人、うろうろと教室内を歩き回りながら考え込んでいた。
「やけに冷静だな。何か思い浮かんだのか?」
海斗が尋ねて来るが、歩き続ける。
「なんでここに来て七不思議が復活したのか疑問に思わないか?」
ふとこぼした疑問にハッと一同は顔を上げる。
「今回の都市伝説は音楽室の中で起こるものだ。つまり、いつ起こってもおかしくはないって事だ。4月の入学式から約3ヶ月は経った。だが、それまで都市伝説は起こらなかった」
「それがどうしたのよ? 別に2ヶ月現れなかったからって不思議はないんじゃないの?」
私たちが入学する直前に起こってたかもしれないでしょ、と問いかける千野に、ため息混じりに反論する。
「学校の『七』不思議って言うぐらいだ。本当は他の所でももっと頻繁に怪奇現象が起こっててもいいはずじゃないか?」
「確かに音楽室以外での七不思議の被害はなさそうですね」
話を聞いていた詩音がうんうんと頷く。




