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夕刻の響曲 -4-
「うーん、聞いた感じではやっぱり本物の七不思議としか思えないわ」
「…私もそう思います」
探偵部女子2人は七不思議を信じる方向に出たらしい。確かに、話に聞く限りは幽霊の仕業としか思えない。
「俺は七不思議とは思わないな」
だが、翔は違ったようだ。いくら推理が面倒だとしても、流石に七不思議でした、で解決してしまうのはここに来てくれた中山に申し訳ない。
「俺はもう少し考えたいな」
「そこまで言うなら私も考えてあげるわよ…」
「考えるんだったらよ、やっぱり現場は見ておいた方が良いんじゃないか?」
考え始めた2人に海斗が提案する。それは良い考えだ、とみんなで頷き、中山を含め、5人で音楽室へと向かう。




