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探偵ごっこも楽じゃねぇ!  作者: 青色蛍光ペン
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最小の逃走者 -6-

「ど、どうやって突き止めた!?」


目を見開く海斗は放っておき、翔は自分の推理を話し始める。


「まず、ダンゴムシの習性だ。知ってる奴はいるか?」


誰も手を挙げない。ダンゴムシを飼っていると言っていた村沢ですらだ。


「ダンゴムシは、障害物に当たると右に曲がり、その後に障害物に当たると次は左に、その次は右に曲がるって習性があるんだ。2階の渡り廊下から北方向にダンゴムシが進んで、壁にぶつかると右方向に曲がる。そのまままっすぐ進むと二階北館の女子トイレ前にたどり着くって訳だ」


さらっと自分の考えを話す翔に4人は驚きの視線を向ける。


「でも、二階北館の女子トイレ前までまっすぐ進んで、次の壁に当たったらどうなるのよ?」


「だから、言っただろ? 右に曲がって女子トイレ前に着いたんだ。次壁にぶつかると左に曲がる。もし次ぶつかっても右に曲がるから、ダンゴムシは廊下の角からしばらく逃れられないって事だ」


「南方向に進んだって可能性は無いの?」


「いくら可愛がっていてもダンゴムシが1週間で人に懐くなんて考えづらい。だから、南に向かった村沢とは逆方向に向かった可能性の方が高いって思ったんだ」


千野の疑問にもしっかりと答え、ふぅ、と一息ついて推理の披露を終える。

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