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探偵ごっこも楽じゃねぇ!  作者: 青色蛍光ペン
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最小の逃走者 -3-

ペットが逃げたと告げる青年、村沢は言葉も出てこない翔をよそに話を続ける。


「僕は今日の居残りの事をすっかり忘れて、渡り廊下でペットに日向ぼっこをさせていたんだ。そして、そこに先生がやってきて、僕を教室に連れて行こうとした。だけど、ペットなんて先生に見つかったらただ事じゃ済まないだろう?」


「なるほど、確かに…。って、それはペットを持ってくるアンタが悪いんじゃない」


今回ばかりは千野の言い分の方が正しい。実際、翔も同じ事を考えていたのだ。


「だから、僕はペットをその場に残して教室に行った。そして、居残りが終わってから渡り廊下に戻ると、僕の可愛いペットがその場に居なかったんだよ!」


「で、私達にそのペットを探して欲しいのね?」


「話が早くて助かるよ」


ペット探しとなると、物探しやら犯人推理とはわけが違う。探す対象も生き物となれば、必然的に全員バラけて動くことになるだろう。とりあえず海斗が質問を飛ばす。


「で、ペットってそもそも何の動物なんだ?」


「ダンゴムシだよ。1週間前から飼ってるやつで、結構愛着もあるんだ」


その答えに、今度は翔だけでなく、その場に居た他の探偵部のメンバーも驚きを隠せないようだ。

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