92ページ 迎撃準備。
偵察用の魔道具は持ってなかった魔王さん。
無いのかぁ……と言ったらなんかプライドに触っちゃったようで
次の日には完成させていた。
でも、なんか見たことがあるデザインなんですけど。
どう見ても某官邸に落っこちたアレだよねえ。
ま、まあココは異世界だ。
特許も著作権もそんな概念すら無いトコだからね。
バレても文句を付けに来るヤツは……いや、居ても来られないよな。
十機ほどを飛ばして捜索した。
魔力の感知もできる仕様だとかで程なくドラゴンを発見。
大分回復してるようで近づけ過ぎた偵察機が三機ほど落とされた。
残りのうち三機ほど監視カメラ代わりに展開して設置。
高校生勇者は特訓中級コースを邁進中。
摸擬戦の相手と回復魔法要員は不足ないのでもうガンガンいっちゃってまーす。
仲間の方々にも協力願って前回のドラゴン戦を検証した。
ドラゴンに深手を負わせることができたのは高校生勇者の電撃魔法のおかげのようだ。
アレを使えるのは普通は勇者くらいなので浴びせられた方はかなり驚いてくれる。
結構強そうな魔物なんかでもコロリいっちゃうしな。
さすがにドラゴンはコロリとは行かなかった。
でも怯んで硬直したところを攻撃したと言う。
深手を負わせたまでは良かったんだけど怒り狂ったドラゴンがどうもビームのような
熱線を吐いたらしい。
それで全滅寸前にされたわけだ。
う~ん、ビームは難物だなあ。
でもどうやらそれでエネルギー切れだったようでドラゴンは帰っていったそうだ。
どうやらビームは奥の手みたいだね。
でも来ると分かってるんなら色々対策ができる。
まあ、ビームは打たせずに方を付けられれば一番イイんだけどね。
電撃魔法も怯むくらいは効くようだ。
イケメン以外は勇者だから魔法はほとんどできる。
組み合わせ次第で威力も倍増できるだろう。
迎撃地点を設定して罠もやっちゃおう。
魔道具も使ってみよう。
ココなら聖女な奥さんも見てないしね。
さて、ドラゴン君。
仕返ししたいのは君だけじゃあないんだよ。
タダで仕返しできると思うなよぉ~~。
只今準備中ってとこですね。
デカ物なドラゴン君にはどんなおもてなしがいいんでしょう?
なんだか「できることは全部やっちゃえー!」な雰囲気です。
マモルくん、自重って言葉知ってる?




