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87ページ 廃墟な神殿。

 坊ちゃんの護衛ということで弓の姉さんと騎士が三人付いてきた。

付き添いさんはお留守番らしい。


オークの乗ってたトカゲ三匹はオレ達のモノということでコイツラで

野営した場所まで戻った。

ええ、練習させられましたよ。

トカゲくんたちは治療されたのを覚えているらしく素直に言う事を聞いてくれる。

気が付いたら〔騎乗〕のスキルがついていた。


どうもオレのスキルって補助なのが多いねぇ。

まあ、〔撃・三度目の正直〕もあるけど。

チャラ男を殺しかけたからできたらアレは使いたくないし。


草ぼうぼうな場所でこの辺りから向こうの方向だと坊ちゃんが言うので

ウィンドカッターで草刈り。

割れまくった石畳の道がでてきた。


一晩野営して廃墟の神殿に向かう。

ホントに廃墟だった。

もうほとんど遺跡だね。


お祈りできそうな祭壇跡をみつけたので街で仕入れて来たお酒やらお供え物を並べた。

イケメンはいないので神官は無しだなあ……と思ったら

いたよ、いましたよ! 

なんと坊ちゃんが神官だった。


本人は気づいてなかったんだけど知ってる儀式を教えてみんなでお祈り。


あー、いいのかね……コレ。

神さまが幼女って。

どうみても三歳くらいの女の子だ。

ロリコンじゃあないから対象外……って何考えてんだオレ! 


ともかくバイトなあの人への連絡をお願いする。

了承は頂けたが勇者が二人もいるので頼まれてほしい……と宣われた。

(なんかヤな予感。)


あのオークの国を潰してほしいという。

国を潰せって……神さま、過激です。


オークのボスは実はオークじゃあなくて魔族だそうだ。

しかも召喚された勇者だという。

増えすぎたオークを減らそうと属国化してる国が召喚したんだけど

出てきたのは人じゃあなくて魔族。


ビックリして殺しにかかったと。

まあ……見た目が大分ちがうからねえ。

怒った魔族の勇者はオークを操って召喚した国に仕返し。


ココの世界の魔族はほとんど世界の裏側な場所の大陸在住なので

交流は無いと言っていいそうだ。

そのあたりにそういうヤツラが居るらしい……程度だね。


魔族の勇者……ね。

師匠な勇者さんがそう名乗ってたコトがあったな。

アノ魔族な神さまはこういうことを知ってて〔神託〕をくれたんだろうか? 


〔魔族の勇者〕が居なくなればオークは統率を失って国なんて維持できないと

神さまは断言した。

魔物の国が続くと世界のバランスには良くないらしい。

魔族の国はオッケーで魔物の国はダメなのか……

基準が分からないんだけど。


神さまはオークの国へと送還してくれた。

さて〔魔族の勇者〕殿。

元の世界に帰る気がありますかぁ? 

 勝手に召喚されたのに殺されかけたら怒るに決まってるよねえ。

まあ、勇者なんで仕返しする力はお持ちだったと。


魔族で神さまがいるので魔族で勇者が居てもおかしくはないよね。

さて、素直に帰る気になってくれるでしょうか? 

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