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50ページ 区切り。

 アノ異世界の宰相さんの息子さんは連日テレビで報道されている。

勿論、こちらの世界の人としてだけど。


勇者さんは家族の人に夢でお知らせをした。

お稲荷さんの関係者だという粋な着物のお姉さんが

色々と手伝ってくれたそうだ。


夢で知らせたというオカルトなお話しだったので……

まあ、ねぇ。

好きな人は好きだもんね。


展望台の崖の下には彼の他にも落っこちちゃった人が三人もいたんだよ。

結局柵の強化とおっきな看板で注意を促すことになったようだ。

事故ではあったけど四人も同じところで落ちちゃったらねぇ。


彼の家族の所にはその三人の家族がお礼に来たそうだけど

なんとか騒ぎも収まりつつある。


異世界の彼は多分もうこちらに戻ることはできないだろう。

死んでるのを知らせた結果はあちらの神様が夢告してくれた。

転生の時になにかミスしちゃったとかで気が引けてたそうだ。


宰相さんの息子さんは死んでることを知らせられたので

区切りがついたと感謝してたそうだ。


勇者さんは何度か転生してるそうで記憶も全部じゃあないけど

持ってると言ってた。

死で終わりのはずが続いてるんだから……

どちらも同じ自分だと思えるんだろうか。


魔王さんは前世の記憶と性格でできている。

現世の魔王さまは記憶は戻ってても別人格だ。

同じで同じでない。

考えるほどに訳が分からなくなってきた。


まあ、普通は死んだらリセットで前世のことはあの世で清算されて

新しい人生をスタートするらしい。


前世がどんなだったか興味が無いとは言わないけど

それはすでに終わった人生なんだよな。


ソッチに気を取られてると今をおろそかにしかねない。

まあ、真面目に今を大事にするべきだと思うね。


あー、すんません。

大事にしてるかというと……ハハハ。

楽しんではいますよ。

余計な召喚さえなければごく平凡な中学生なんだし。


そう召喚さえ無ければ! 

でもあるんだよね。


友達が一緒でもやっぱり召喚はハードだなあと

マモルくんは思ったのでした。


無視したいヤツが付いて来ちゃったし。

 父は平均寿命より長生きしました。

母は平均寿命にはあとすこし届きませんでした。

充分長生きですよね。

それでも子供としてはもっと生きててほしかったです。


田舎でのんびり過ごす余生に二人とも不満が

あったようには思えませんがそれでももう少し

生きててくれればと思うことがしばしばです。


いまだに区切りはついて無い気もします。

まあ、私は死ぬまであの二人の子供なんだなとは思ってます。

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