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49ページ 三度目の正直。

 地竜なトカゲは神さまのペットだった。


最近かまってやって無かったそうで拗ねちゃったらしい。


神域に放置されたこともあって魔力を吸収。

どでかくなって好き勝手に遊んでたと。

物騒なペットだねぇ。


神殿に帰ったらバイトなあの人が〔お迎え〕に来ていた。

ただのペット騒動で勇者を召喚したと聞いてなんだか引きつった笑顔を

カメ〇人(偽)に向けていた。


この神域で死んだ人は神さまの膝元での死ということで転生条件が

良くなるんだそうだ。

この世界の中での転生だけど。


たとえば? 


「身分とか性別とか種族とか選べる……あとはスキルだな。

もっとも大したのじゃあなくて補助系のやつだけど」


ふ~ん、オレもスキルはあるけど攻撃系は無いな。

鑑定・隠蔽・異言語理解・索敵・隠密・・あとステータスの書き換えだね。

魔法はオレのステータスだと別枠になっている。


まあ、どんなスキルも使いようだよね。

隠蔽とかステータスの書き換えとか使いまくってるもん。

他人ヒトの分まで書き換えちゃったりするし。


攻撃系のスキルが羨ましいと言ったら

「もう持ってるだろ」と言われた。


え!? 

あわててステータスを見たら確かにある。

〔撃・三度目の正直〕


あー、借りてったキラキラ剣で二度空振りしたのは

気のせいじゃあなくてスキルだったのか! 

確かにかなりの威力だったけど二度も空振りしないといけないらしい。

カ、カッコ悪いなぁ・・。


キラキラ剣は神殿に返した。

ココの世界には確かに勇者が居る。

カメ仙〇(偽)はまだガキだと言ってたけど十年後には

ちゃんと勇者のお仕事ができるそうなので。


神殿長さんは惜しそうな顔で「差し上げます」と言ってたけど

そう聞いてウキウキ顔でキラキラ剣を仕舞い込んだ。

結構現金な性格だったらしい。


あのトカゲはラクダ女子が神殿で面倒をみることになった。

神殿の中なら過剰な魔力の吸収はできないそうだ。

ただのペットなトカゲでいられるという。


ラクダ女子はお別れにどの分なのか言わなかったけど

「ありがとう」と言ってくれた。

オレって女の子からは滅多にそんなことを言われないからドキドキしちゃったよ。


まあ、この〔ドキドキ〕が報酬だねえ。


勇者さんは「心配したよ、頑張ったね」と頭をなでてくれた。

嬉しかったけどオレも中学生なんでそろそろ頭をなでられるのは

卒業したいんですけど。


聖女な奥さんはなんと抱きしめてくれた。

「みんなで心配してたのよ。もう勝手に居なくならないでね」

あー、召喚するのはアッチなんでオレにはどうしようもないんだけど。


そ、それより聖女さん。

ム、ムネが,ムネが、ムネがぁー。

コ、コレって過剰報酬ですぅー。

ゆ、勇者さんが気づく前に……は、離してくださーいー(汗。)

 勿論、サラリーマン勇者さんは気づいてます。

でも奥さんがマモルくんをちっちゃい子供としか

意識してないのでしらんぷりしてます。

むしろオタオタするマモルくんをみて楽しんでます。

う~ん、可愛がってるんだねえ。


三度目の正直

 占いや勝負で、一度や二度は当てにならないが、

 三度目は確実であるということ。

 転じて、物事は三度目には期待どおりの

 結果になるということ。

 三度目は(じょう)の目。 (Goo辞書)


二度の空振りが必要だけど三度目の威力は三倍あるいは三倍以上のランダムです。

結構カッコいいと思うんだけどねえ、マモルくん。

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