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37ページ おーい……。

 義賊の勇者とオレと魔王さんは置き去りにされた。


おーい……


ええ! ええ! 人の邪魔なんかしませんよ。

したらなんだかタタリがありそうだし。

おかげで疲れが倍増した気はするけどね。


義賊の勇者はダチ勇者の兄貴の会社の人だった。

あのヌルゲーの最初の担当者だ。

失踪したのでダチ勇者の兄貴が続きをするハメになってできたのが

あのヌルゲーだった。


ヌルゲーになったと聞いて怒ってたが魔王さんのアドバイスで

ヒット商品に変身したと聞いて魔王さんとゲーム談義を始めた。


おーい……


勇者の首輪は魔族と戦闘中に当たった剣で壊れたそうだ。

でもゲンコツ女子の首輪は色々やっても壊れなかったというので

オレが外してやった。


元の世界に帰る気があるか聞いたら

「勿論、ある!」と言う。


無理矢理召喚された上に首輪をはめられて戦争のコマにされた仕返しに

義賊をしてたそうだ。

ココで義賊も楽しかったがやってるとまた勝手な召喚をココの連中が

しかねないと言う。


自分の次が女の子だったのもショックだったようだ。


ということでみんなで魔王さんの陣を使ってあのビックリマンションに

帰って来た。


帰ったらサラリーマン勇者さんの奥さんに捕獲された。

バイトなあの人に連絡が行って勝手な異世界間移動をしたのを叱られた。


魔王さんの術式だと穴は塞がれたはずだけど塞がればイイという

ものでもないらしい。

影響が少ないのは確かなようだけど。


小難しい理屈も言われたけど理解不能。

……ということにしておいた。

追及していいことばかりじゃあないよね。


事後処理はしてくれるそうなのでありがたくお願いした。


疲れた、いろんな意味で……


二次元アイドルの抱き枕さまがオレを癒してくれた。

もう誰も召喚されませんように……と祈りながら眠りについた。


夢も見なかった。

 はーい、お疲れさまでした。

頑張ったのにねえ。

みんなマモルくんをは置き去りだねえ。


まあ、みんなが再起動すれば

思い出してもらえるでしょう。


でもちゃんと見つけちゃうんだから

エライよマモルくん。

抱き枕さまの癒しで復活してねぇ。

〔次〕があるかもしれないから(笑。)

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