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31ページ 試験開け。

 家でダチ勇者どもと勉強してたが家出の常習犯認定されてるので

なんだかオフクロの視線がイタイ。


なので今日は皆で学校の図書館に来てみた。

学校は休みだけど試験の前なので開いている。

ココはボヤの被害は無かったしね。


ゲンコツ女子とイケメンが仲良くお勉強中。

オレ達を見つけて覗きにきたがあまりの低レベルにあきれていた。


ということで臨時ボランティア教師に任命! 

グフフ、逃がしまへんでぇ。


さすがに成績と顔がイイだけじゃあなく教えるのもウマい。

なんか最初からスペックが違う気がする。


色々やってもらってるうちにアレ? と思うことが発生。

英語が分かる……分かり過ぎる。

しかもオレだけじゃあなくダチどもも。


ゲンコツ女子とイケメンも異世界から戻ったらなんだか英語が前より

良くわかると言う。

あ! アレかもしれない。

〔異言語理解〕のスキル! 


皆のステータスを見てみた。

みんな〔異言語理解〕がついていた。

他の連中はステータスは見えないという。

ありゃ? オレだけ? 


コレってレベルのせいなんだろうか。


あのスキルがついてるおかげで英語は楽勝だった。

古文と漢文までよくわかるのはなぜなんだ? 

漢文はともかく古文は一応日本語のはずなんだけど。

まあ、翻訳というか読解が必要だから〔異言語〕なのかもしれない。


勉強の度合いで理解度も上がるらしいのも分かった。

ゲンコツ女子とイケメンは英語の新聞とかもスイスイいけちゃうらしい。

やっぱりちゃんと勉強したほうがいいのね。


臨時ボランティア教師のおかげでなんとか試験はクリア! 

成績が少しながら上がったので先生の目もちょっと優しい気がする。


試験が終わったので普通の日常が戻って来た。

召喚除けも効いてるようで何事もない。


なんにも無い平和ってのが一番だよね。


そう思ってる時が結構アブナイのだと

オレって分かってたはずなんだけどなあ。


こんどはゲンコツ女子が居なくなったんだ。

イケメンが蒼い顔で探しまくってるが、索敵にも反応が無い……

まさかとは思うけど、アイツ〔勇者〕なんだよなあ。

 そうです! 召喚されるのは勇者なんです。

イケメン君は神官なので召喚される確率は低いですね。


〔勇者〕とはいえ女の子です。

早くみつけてあげてよ、マモルくん。

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