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27ページ 使いようで切れる。 

 どうも薬草の数が多すぎたみたいです。

この季節だと他の草の丈が伸びてくるので見つけにくくなるんだとか。


なので窓口のお姉さんに方法を披露。

一本手にもって街でおばさんに習った迷子を発見する魔法をつかう。

するとアラ不思議! (魔法だからね。)

同じ薬草が光って見える。


お姉さんにも試してもらったからオレだけに使える方法じゃあないって

証明できましたぁ。


有効範囲は術者のレベル次第みたいだけど。

子供だけじゃなく薬草・薬木・キノコ・木の実・草の実……

ちゃんと効くみたいです。

魔物……試してみなかったな。

まあ、索敵があるからね。


ロビーの冒険者たちがなんだか唖然としてたけどどうしたんだろう? 

迷子を見つける魔法なんておばさんでも使ってるから

珍しいものじゃあないはずだけど。


ともかくコレで薬草はオッケーだね。


あとは買い取りをお願いします。

専用のカウンターに移動してアイテムボックスから順番に出して並べてと。


アレ? お兄さん、変な顔しないでよ。

コレって買い取りしてもらえるんですよね? 


え? 自分で倒したのかって? 

ん~半分です。残りは従魔なこの方です。


だからぁ、肩のこの方です。

こんなちっこいのじゃあ無理って思います? 

魔法使っちゃうんですよ、この方。


あああああ……ダメだってば! 

そんなでっかい氷なんか作っちゃダメ! 

もう……

すみませんね。

ちょっとプライド高いんです、この方。


従魔なんだからもうちょっと言うことを聞いてくれるといいんですけどね。

あ! 大丈夫ですよ。

まだ人に危害を加えたことはないですから。

従魔になってから(憑りついてから)は。


そうしてマモルくん(と魔王さん)は普通の冒険者の

三ヶ月分を一日で稼いじゃったのでした。


迷子発見の魔法は誰もそんな使い方をしてませんでした。

でもマモルくんのおかげで採取依頼の達成率がドーンと伸びたそうです。

よかったね。(笑。)

 まあ、なんでもモノは使いようです。

使い方を変えたらヒット商品になった

なんて話もありますしね。


マモルくん、〔迷子〕に引っかかりがあるんだねえ。

もっとも今回は探す方だけど。

ダチ勇者たち……どこへいったのかねえ。

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