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174ページ 雨の最終日。

 イケメンは待っててくれた。

モチロン夜中の散歩は怒られた。

引率の僧侶な先生にも一応報告はしてあったようで

「そういうのは修学旅行じゃあないときにやってくれ! 」

と言われた。


すんません・・そんなつもりじゃあなかったんですけど。

ちょっと解放感に浸り過ぎました。

引率役が大変だって分かってたのにねぇ。


チャラ男は

「異世界じゃあない夜中の散歩ならいつでも付き合うよ。」と言った。

えーと、ソレを大っぴらにやったらきっとチャラ男父がすっ飛んで

きそうな気がする。


ま、まあ、気持ちだけ受け取っておくよ。


転校生はオレのマネをして雲を集めてみようとしたらしい。

でも、ひっくりかえった。魔力切れ。

だからココは異世界じゃあないんだってば! 


イケメンのコーラ味の魔力の回復薬は炭酸入りになっている。

転校生は残念な顔でコーラを飲んでるようにしかみえないのでなんだか笑えた。


でもまるきりの失敗でもなかったらしい。

最終日には雨になった。

水不足の心配をテレビのアナウンサーがしてたけどちょっとは足しになったね。

しっとりと雨にけむる古都の風情はアノ世界を連想させて微妙な気分になった。


ダチどもはもう最初から最後まで元気いっぱいだった。

イケメンにとっ捕まろうがゲンコツ女子にゲンコツを喰らおうが

僧侶な先生に説教されようが、まー平気!。


クラスメイトどもがドン引きしてるのも平気ってどんだけなんだよ! 


まあそれでも無事に修学旅行は終了した。

どこまで〔修学〕できたかはとーっても疑問だけどね。

 あーっ! 書き忘れちゃってるよ! 

マモルくんのクラスの担任は僧侶な先生です。

元の担任は隣のクラスでチャラ男と転校生のクラスです。


ダチ勇者の三人がマモルくんのクラスに来たのは多分

先生方の陰謀(笑。)ですね。


修学旅行は無事に終了。

なんにも無いのが一番だよね。

だからって油断ができないのが勇者なマモルくんなんだけどね。

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