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141ページ 女神のムネ。

 召喚主は王さまだった。

場所は神殿らしい。

召喚目的は増えすぎて困ってるという魔物。

はぁ~・・自分達でやって下さいよ。


そう言ったら首輪の懲罰機能を発動された。

転校生勇者はひっくり返った。

でもオレはレジストできるので平気。

ハハハ・・・驚いてる驚いてる。


転校生勇者に回復魔法をかけてサクッと首輪を外す。

モチロンオレのも外した。


驚いてる転校生勇者にコイツラは多分帰還させる手段を持ってないだろうと教える。

ほ~ら連中の顔色が変わったよ。


騎士がゾロゾロとかかって来たけど魔力のヒモで拘束して

恥ずかしいポーズにして並べてやった。

あー、どうも芸術的感性はオレとは違うみたいだね。(笑。)


騎士がこんなに居るなら子供の勇者なんか召喚してないで

自前の戦力で何とかしてください。


王さまは固まってて返事もできないみたいです。


そこでココは神殿なので神さまにお願いすることにした。

お祈りをしたら例の白い部屋だった。

女神さま・・ムネが凶器ですね。


「あー・・申し訳ない。

コイツラは別に横着してる訳じゃあないんだ。

単純に魔物に敵わなかったんだよ。

数も多すぎるしね。


ココにも勇者はいるんだが敵わなかったんだ。

負傷して欠損だらけの体になっている。

高位の神官は魔物の氾濫が始まった頃にやられてね。

戦線復帰はどちらもほとんど不可能なんだよ。」


あなたのお力で介入できませんか? 


「それぞれの世界には異なった制限がかかってる。

創造者がかけた代物なので私のようなたかだか管理神には変更はできない。

ココだと私の介入は不可能で助言がせいぜいなんだ。


君があの最強勇者の一番弟子だってことは否定できないだろ? 

君が来たのは予想外だったがかえって有り難い。

引き受けてくれたら加護でもなんでも希望に沿いたいが? 」


あー・・彼が召喚されるのを止めたかっただけなんですけどね。

・・・助言・・ね。

召喚するように助言されました? 


「ハハハ・・その質問に答えるとバイトなアレが怖いよ。

ノーコメントで勘弁してくれたまえ。

まあ、君に加護を与えたあの神とお茶したことは否定しないがね。」


ありゃりゃ・・なんてこったい。

魔族の神さま・・デートの話のネタにしてるのか。

しょうがないなあ・・加護貰っちゃってるし。


分かりました、お引き受けします。

魔物っていったいどんなのなんです?


え? オーガ?! またオーガ・・・

一体なんでオーガなんだ! 

もう・・トラウマなんですよー! 

 師匠な勇者さんだけかと思ったらマモルくんも有名人に

なっちゃってるみたいですねえ。

まあ、女神さまからのお願いですから邪険にもできませんね。


ところで転校生勇者の出番って残ってるのかな? 

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