132ページ 召喚目的。
首輪さんは魔術師だと言う。
召喚主はココの国の第二王子だそうだ。
ふ~ん・・第二・・ね。
第一王子のスペアで大抵陰謀を企むヤツだね。
そう言ったら首輪さんは否定しなかった。
まあ、二番目って一番目に対抗心を持って当たり前だよね。
その対抗心をどう使うかは別にして。
召喚場所は王子の別荘らしい。
出たら街になっていた。城下町っぽいね。
第二王子は国の方針とかではなく個人的に召喚をしたそうだ。
なるほど・・手柄になりそうなことをしてみたんだね。
首輪さんは大してお金を持ってなかったので自前の貴金属を換金する。
異世界のお金だとやっぱり目立つしできないこともあるので
指輪とかネックレスとかのアクセサリーを準備しといた。
変わったデザイン、、くらいで済むからね。
最初の頃はお金に苦労したけどどこでも商人さんは居るので
有り難く利用させてもらっている。
子供だと足元を見られることも多いけどね。
今回は大人の首輪さんがいたのでその辺は軽くクリア。
やっぱり大人のほうが子供より信用されるよね。
お金もできたので中の上位の宿で首輪さんから事情説明。
召喚目的はオーガとサイクロプスだそうだ。
それがかなりの数で魔族の国から溢れて来ていると言う。
魔族の姿はなぜか見当たらないそうだ。
魔族の国からなのに?
この国は魔族の国には接していなかった。
間に別の人の国があったけどオーガとサイクロプスが荒らしまわって
滅ぼされたらしい。
難民も当然来ているけど今の所なんとかそっちは対処できていると言う。
オーガはトラウマだなあ・・・
あのときは元人間だったんだよね。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
まさか、、魔族がオーガになってるとか無いよね・・
オーガより魔族のままのほうがスペックは高いはずだし。
でも、魔族の姿が見当たらないというのはなぜなんだ?
魔族の国の中がどうなっているのかは分かってないらしい。
連中はオーガが何体かとサイクロプス一体がセットで行動しているという。
巨体のサイクロプスにはオーガがお供についてるという訳だ。
どっちが主導権を持ってるかは分からない。
う~ん・・分からないことだらけだね。
そうこうしているうちにお客が訪ねて来た。
こんなところに人間の知り合いなんか居ない。
知り合いじゃあなかった。
第一王子の使者だった。
相手の情報が足りないというのは結構ハードですねえ。
分かっててももめるときにはもめるんだけどね。
さて、赴任3日目でこんな状態だなんて魔族の神さまもお気の毒。
でも、マモルくんに丸投げってのもちょっとひど過ぎな気がします。
ちょっとは手助けなんかしてほしいですよね。




