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113ページ 謁見。

 広間に通された。

玉座にはさっきの美少女……かと思ったらそっくりな

男の子が座ってた。双子かね? 


美少女は魔王さまの姉君だそうだ。


あー・・・かなり強そうだね。

なんだか勝てそうな気がしないんだけど。


勇者の弟子だと名乗る。

友人の勇者と魔法使いを返してほしいとお願いする。


「お前の所の勇者はこのあたりの世界群では最強だと聞いた。

私も強さには自信がある。

ココの管理神にも負けない。

お前が勇者の弟子なら私と戦って勝って見せろ。

そうしたらあの連中を返してやってもいいぞ」


彼等は無事なんでしょうか? 


「ふん! 生きてはいるな。死まであと一歩でもあるがな。

勇者のくせにたいした強さじゃあなかった。

殺そうかと思ったが置いとけば次が来るだろうと思ったんだ。

案の定お前が来たという訳だ」


どちらで私の師匠が最強だと聞かれたんでしょう? 


「教えてやってもいいぞ。私に勝てたらな」


先ほど中庭では勝利条件が提示されてませんでしたがあなたと勝負するとして

ソレはご提示いただけるので? 


「死ぬか戦闘不能かギブアップ」


おやぁ、どこかで聞いたような条件だねえ。

コレはもしかして……


武器での勝負ですか? それとも魔法ですか? 


「何でもアリでどうだ? どうせ師匠ほど強くないんだろう? 

できることを何でもして私を楽しませろ!」


杖や魔道具を使ってもよろしいと? 


「なんでもアリならそうだな」


ご満足いただけるかは分かりませんがお相手を務めさせていただきます。

勝ったら友人たちをお返しください。

負けたら師匠を召喚要請いたします。

ソレでよろしいでしょうか? 


「おぉ、いいとも。

ついでに、友人の勇者と魔法使いにも見物させよう。

勝負の前に話くらいはさせてやるぞ」


ありがとうございます、魔王さま。


さて、魔王さん。なにか言いたげですね。

あぁ、アイテムボックスの魔道具は全部使っていいんですか。

ソレは有り難いですねえ。


奥の手にさせてもらいますよ。

アブナイ魔道具満載ですもんね。


強そうな魔王さまにちょっぴりビビリなマモルくんなのでした。

ココの魔王さまってヒマなんですかね。

魔王さんの本体な魔王さまは随分忙しそうなのに。


強くて何でもできてなんでもさせられる王さま。

退屈なんでしょうか?


マモルくん勝てるんですかね?

まあ、負けたら師匠に召喚要請しないといけないので

殺されはしないんでしょうけどね。

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