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106ページ 干物。

 街の責任者に神託を下してもらって情報収集を手伝ってもらう。

魔物のせいで帆船の入港が減り気味で街の経済に大分影響してるらしい。


船員さん達にも遭遇した場所、日時、魔物の様子なんかを教えてもらった。


魔物が向かってたのは神殿の方向。

日時は満月の満潮。

どこからみても大きな岩山にしか見えなかったと。

ちなみに一匹だけだそうだ。


当日は動かせる船は全部動かしてもらった。

魔物の進路をジャマしたので攻撃されたようなのでジャマしないようにお願いする。


多分目的の場所は神殿じゃあなくて神殿の丘のふもとだね。

かなり広い砂浜になってるんだよ。


魔物の実物を見て驚いた。

いやあ、驚くなってほうが無理! 

確かに岩山そのものだね。


街の責任者が兵士さん達を使って攻撃しようとしたので止めた。

ほっといても大丈夫。

目的が果たせれば海に帰るんだよ。

タマゴを産みに来ただけだから。


コイツは山のように大きいけどカメなんだよ。

大物の魔物は索敵にひっかからなかった。

魔物の反応はするけどコイツの甲羅の岩山にくっついてるしょぼいヤツラのなんだよ。


でかいだけのタダのカメだと聞いて固まる責任者。

多分前回の産卵は街ができる前だったんだろう。

次回はいつかは分からないけどずっと未来の話だろうね。


大岩なカメは一晩かけてタマゴを産んで海に帰っていった。


責任者はタマゴをどうしようと言ったけど産まれたら勝手に海に帰るだろう。

人間に危害は来ないと思う。

誰もあんなカメを知らなかったということは産まれた子亀の生存率は

そう高くないはずだ。


いっぱいいるなら話だけでも残ってるはずだからね。

オレ達の世界のカメだって一回に百個くらいしかタマゴを産まないのに

生存率は5000分の1くらいだと聞いた覚えがある。

どうやってそんな数字を出したのか分からんけどね。


人魚の神さまは結局管理神さまに怒られた。

大したことでもなかったのに勝手に勇者の召喚をしてしかも殺しかけたので。


でも、街と海を守ろうとしてしたことなのであまり怒らないでほしいとお願いした。

きれいな人魚姫が泣いてるのなんて可哀そうだったしね。


ちなみに管理神さまはフードつきのローブの方でどんな方かは分からなかった。

人魚姫のお話の海の魔女を連想しちゃいました。

ゴメンナサイ。


修理中の船の船員さん達から海の魔物の干物をもらった。

船が直るのはまだかかるけど原因が分かったし回避もできるのが分かったので

お礼だそうだ。


でも気が付いたらドラゴンのチビが完食してた。

お前……チッコイのにどこにあんなに入ったんだ? 

おまえの胃袋ってアイテムボックスみたいなもんなのか? 


そうか、お前の本体のシッポ肉でなくても良くなったんだな。

これも成長か……と思いつつちっともデカくならないチビが

心配なマモルくんなのでした。

 田舎に帰るとついついお土産を山ほど買い込んでしまいます。

干物なんかスーパーでいくらでも手に入るんですけど。


プププ、地元の経済に貢献したということで……

お酒が進んじゃうのが玉にキズ。

まあ、タマですからタマですから……

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