宴会にて(アレクセイとデニスとオリガ、下ネタに注意!)
※この小話は、以前バトンで答えた、
◇お酒を飲んだ時
アレクセイ「これでお酒のお酌をしてくれる美女がいれば最高なのになあ」とぼやき、オリガ(財閥の元令嬢で美少女、サラ、姉とも)にお酌をさせようとし、その弟(元暗殺者、デニス、シェスとも)に阻止される。
を元に構成されています。
宴会の席に呼ばれたアレクセイ(財閥の副総帥の青年)は、オリガにお酌を頼もうとしたところで、その弟デニスに行く手を阻まれる。
アレクセイ「やあ、弟君。おれに何か用かい?」
デニス「用も何も、あんたが姉さんに近付かないように見張ってるんだよ。どうせあんたのことだ。また姉さんにいかがわしいことをしようとしてるんだろう」
アレクセイ「いかがわしいことなんてとんでもない。独りで飲むのもつまらないから、オリガにお酌を頼もうと思っただけだよ」
デニス「本心は、どうだか知れないな。姉さんが酒に弱いのをいいことに、無理に飲ませて酔いつぶれさせようと思ってるんだろう」
アレクセイ「そんなことはしないよ。まあ酒の席での多少の無礼講はあるかもしれないけどね。それも許容量の範囲内さ。オリガならきっと笑って許してくれるよ」
デニス「それがいかがわしいこと、って言うんだよ。あんたのことだから、姉さんの目が見えないのを良いことに、部屋に連れ込んで好き勝手するつもりだろう。あんたの魂胆はわかってるんだからな?」
そこへちょうどオリガが通りかかる。アレクセイはそれに気付いたが、デニスは気付かずに話し続ける。
デニス「可哀想に姉さん。こいつに無理矢理部屋に連れ込まれて、泣いて嫌がる姉さんに有無を言わず襲い掛かって……(以下略)」
アレクセイ「……」
デニス「姉さんが目が見えないことは、そりゃああんたにとっては好都合だろうな。●●●なことや、×××なことも、し放題だろうからな。あんたの趣向がどんなものは知らないけれど、姉さんは体も心も弄ばれて凌辱されて(以下略)」
オリガ「……」
デニス「どうせあんたは姉さんのことを、都合の良い性奴隷や▲▲▲ぐらいにしか考えてなくて、■■■■させたり◆◆◆◆させたり、最後は※◆▼◎…(以下省略)」
(しばらくお待ちください)
アレクセイ「いや~、流石におれは初めてのオリガにそこまでのことはしないけどさ。と言うか弟君、よくそんなことを知ってるねえ(感心)」
アレクセイはデニスの背後にいるオリガに目配せをする。
デニス「! ね、姉さん? いつからそこに?」
オリガ「あなたの言っていることの大半はよくわかりませんが、あなたの話の中のわたしが大変な目に遭っていることは何となく察しがつきます。あなたの想像力には、いつも驚かされますよ(溜息)」
デニス「ち、違うんだ、姉さん。これはこいつがいかがわしいことを言うから」
アレクセイ「いや~、弟君にそんな欲求があるなんてね。知らなかったよ。でもオリガが相手では駄目だよ? 今度、いい子といい店を紹介してあげるから、そこで我慢しとこうよ」
オリガ「デニスも気分転換をした方が良いのかもしれませんね。兄さまと一緒にもう少し視野を広げて見るのもいいかもしれませんよ? わたしはそういったことは遠慮しておきますが……」
デニス「だから、誤解なんだ~」