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仕事帰り(『姉と弟』より、弟とワタリガラス)
ワタリガラス「お前仕事帰りなのに、よくそんな血の滴る肉を食おうと思えるなあ」
弟「仕事帰りだからこそ次のために体力をつけないといけないのだろう? そう言うお前こそ肉は食べないのか?」
ワタリガラス「そうは言っていない。あ、お姉さん、俺も血の滴るステーキ特大で」
と言った調子なので、まったくもって気にしない二人組でした。まあ暗殺家業をしていると、細かいことに神経が行かないと言うのか何なのか…。弟は無神経なことは言わないように心がけていますが、ワタリガラスに関してはもう……。
ワタリガラス「お前の姉ちゃんほんとに美人だよなあ。今度一晩相手してもらいたいもんだな」
弟「その時、お前はもう息をしていないだろうがな」