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小話集  作者: 深江 碧
10/18

『黒い絵画 グッドエンド』の後 ※ネタバレ有り

 ※これは『黒い絵画 グッドエンド』のネタバレです。まだ読んで無い方、ネタバレでもOKな方のみ読んでください。




↓ではどうぞ~。




 シェスが十九歳くらいに成長して洋太達のところに戻って来ました。(元々は十五歳くらいでした)洋太達はサティの屋敷でシェスからその事情を聞きました。

 シェス「僕たちは、年を取りたいと思えば年を取れるんだ。別にあの姿でも支障はなかったんだけど……」

 シェスはサティの様子を伺います。(そもそもサティのために成長してプロポーズしたのに、サティはさっぱり気付かなくて(以下略))

 洋太達は口々に感想を口にします。

 洋太「今まではおれの方が身長が高かったけど、シェスに追い越されちゃったな。でも、おれも成長期だからまだ伸びるし、負けないからな!」(妙な対抗意識)

 光治「どうせなら二十歳になれば良かったのに。そうすれば、お酒も飲めたのに」(残念顔)

 真奈美「それで、あんたまだサティの下で従者としているつもり? その外見だと、異性のサティと一つ屋根の下じゃ、色々と問題があるんじゃないの? そこんとこどうなのよ、サティ」(難しい顔)

 紅茶を飲んでいたサティは真奈美に話題を振られ、返事に困ります。

 サティ「ええと、そうですね。どうなんでしょう?(問題って何でしょう?? 今までだって問題なく暮らしてきたと思うのですが?)」(恋愛にはとことん鈍感)

 サティはシェスに視線を送ります。

 シェスは飲んでいた紅茶のカップをテーブルに置きます。

 シェス「問題があるようなら、別の家を探す。住居のことは、僕の上司であり外交官のフォレス様が手配してくれるさ」

 サティ「え?」(困惑)

 サティの脳裏を、シェスがいなかった時の様々な失敗が駆け巡ります。

 サティ「だ、駄目です! シェスがいないと困ります!」(真剣)

 シェス(ちょっとびっくり)「そ、そうか。だったら、これまで通りで……」

 サティ「はい、これからもよろしくお願いします」(安堵)

 シェス「よろしく頼む」(照れ)

 真奈美「本当に、大丈夫かしら?(まあ、サティの鈍感さなら大丈夫か)」

 こうしてシェスはサティと一緒に屋敷で暮らすのでした。




 ※おまけ


 セイナ「魔族でも、料理上手の人がいるなんて!」

 シェス「?(料理くらい簡単だと思うが?)」

 その後、シェスのことを夫のフォレスさんから紹介されたセイナさんが、その料理の上手さに感動して大泣きしたそうです。

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