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殺意の香り 82年

2023年6/29〜6/30タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

ロイ・シャイダー繋がりで此処に置いときます 前振りで書いた合成麻薬フェンタニルですが本来の目的(勿論建前)はあくまでも鎮静剤 アメリカ製のオピノイド同様にバイデン政権下では合法扱いなのは怒り通り越して呆れる限り 勿論輸出元も知っててメキシコにまで工場作ってます

【 人殺しは癖になる、彼女はまた何時か誰かを殺すのだろうか…… ウィリアム・アイリッシュ風味のミステリアスな恋愛要素とか 同じ精神科医の道を進む高齢だけど魅力的な母親と息子の関係 何処となくその存在感がコロンボ警部風味な殺人課刑事等々 CG塗れなマーベル作品が主流な今のアメリカでは映像化すら不可能な良質のサスペンス マイナス点はかなり的外れな日本語タイトルと主人公達の顔だけがドアップな宣伝ポスター この映画を売る気無いだろ? と宣伝担当者を頭ぐりぐりとっちめたくなるパッケージ等の宣伝媒体 】


★被害者が見た悪夢シーンに出てくるネグリジェから身体のラインが色々透けてる美少女の襲撃シーンが肝心要のあれやこれが全く見えて無いのにも関わらず、醸し出す雰囲気が滅茶苦茶エロいです 


原題:STILL OF THE NIGHT

未だ暗闇の中

アメリカ 劇場公開作品

1984年 日本 劇場公開


 令和5年6月29日 昨日はオリオンビールがうっかり仕出かした工場からの冷却剤と食紅流出で名護の河川と海が真っ赤に染まり、さながら"エヴァンゲリオンのサード・インパクト"か結局沖縄ではレンタルすら出回って無い"ゴジラS.P〈シンギュラポイント〉"みたいな光景になってましたが 幸いにも生態系にダメージ与える様な被害は出なかったとかでホッとしてます 報道によると本州は未だ環状降水帯によるゲリラ豪雨や落雷にあられが降ったりとそこそこ物騒ですが もっと悲惨な状況下に有るのが北米大陸 


此処二十年ばかりカナダ全土の特亜移民進出地域で状態化してた山野における不法放棄 衣類や生ゴミに車のバッテリーやリチウムイオン電池等が火元となる森林火災が大発生 大気汚染と気温上昇は最悪の一途辿っておりニューヨークに至っては子供と心肺機能に異常有る方は外出禁止 黄砂でも降ってるみたいに何もかも煤煙で真っ赤或いはオレンジ色に染まってるとか でも日本国内のニュースでは悪名高いインボイス制度導入(此の法案で年収二万以下でも高額な追徴課税取れる最低の増税制度) 耳掻き1杯分で致死量となり接触しただけでも場合によっては死亡例も有るメイド・イン・チャイナな合成麻薬フェンタニルの世界的蔓延と空港での持ち込み摘発増加含め報道しない自由を行使中 何方も特亜系に対する憎悪や嫌悪感煽る可能性大だから敢えて情報統制してるんでしょうが 日本人は奴隷化し皆殺しだと公言する特亜の蛮族じゃ有るまいし、(圧倒的多数)まともな輩(ほんの一握り)の区別ぐらいは自分達で付けさせろ と毒吐いた所で今月最後になりそうな物語の紹介を


TSUTAYA那覇新都心店DVDレンタル廃止が決まり駆け込みレンタル 当時偶々動画サイトでその場面放映してて、何処となく淫靡な雰囲気漂わせる悪夢描写に魅せらたものの 通しでストーリー見終える迄はと死蔵状態 昨夜漸くラストまで楽しめました 派手さも外連味も皆無だけど会話の中から事件の全体像炙り出すそのスタイルは何処となく往年のウィリアム・アイリッシュ作品風 特に吹替版はロイ・シャイダーさん演じる50代を迎えたバツイチな精神科医を羽佐間道夫さんが担当 メリル・ストリープさん演じるヒロインの吹替は同じくベテランの小林哲子さんで癖の強い刑事さん役は"狼男アメリカンでもマクマナス巡査部長"吹替してた小川真司さん まぁ他にも吹替映画見てた世代なら懐かしさでウルっとくるメンバーばかりですので声聞いてるだけでも満足感がね  

 


【 21世紀に入った今も立体駐車場が皆無で路上駐車が当たり前な深夜のニューヨーク ちなみに彼等が僻地だと馬鹿にするパキスタンやインドじゃ日本製の其れが当たり前の様に稼働中 同じくこの国でお馴染みな、オープニングの車上荒らしからこの物語は始まる。 メーカーの圧力で車検が存在せず例え鍵が壊れても自分で修理するかいっそ車丸ごと買い換えろと言われる状況下 例え捕まっても滅茶苦茶安い罰金刑か長くても2年の懲役で出られるから警察官ですら見て見ぬ振りが当たり前なこの犯罪はアメリカ国内なら何処でも見掛ける日常光景らしい…… 呆れた事に奴等、沖縄に駐留してもやらかすから酔っ払い運転共々 アメリカ軍・軍属とその家族がやらかし県警に取り押さえられる。 】


★1982年 アメリカ国内の完全失業率は平均10.1%(日本は当時2.2%の100万人) イギリス同様に徹底的な弱者切り捨てやってるから 失業者数は右肩上がりに上昇中


 1981年6月下旬、ニューヨークは長雨と湿度に悩まされる季節 日本の梅雨程では無いにせよ北米大陸東部に降り注ぐ雨粒は何処までも冷たく陰鬱な雰囲気を漂わせる 大コケ仕出かしたウォール街の住民のみならず何処もかしこも突然の解雇通知で職を失い その影響はこの物語の主人公で薬物(ヘロイン)依存者や不眠症に悩まされるホワイトカラーの顧客を抱える精神科医サム・ライス医師にも深刻な被害を齎していた 次々と経済的な困窮でもう通院すら出来ないと嘆く患者励ますも収入は右肩下がり 齢50にして延々8年続いた離婚調停の末にビジネス街を引き払い 築半世紀以上の古びた自宅アパートに診療所を設け早2年 先日にはこの不況下で金払いの良いお得意様だったジョージ・バイナムが何者かに殺され 気晴らしにかけたポータブルラジオの野球中継はN.Yヤンキーズの歴史に何処までも疎い間抜けが平然とチームの歴史間違えるから無償に腹が立つ(苦笑) 


そんなタイミングで現れたのは故バイナムの秘書ブルック・レイノルズ 親子程歳の離れた彼女に初対面から魅了されつつもライス医師の腰が引けている理由は、ブルックが元患者(バイナム)の愛人だった事実を知っているから 頼み込まれたのは故人(バイナム)がうっかり置き忘れてた妻から送られた腕時計の未亡人への返却依頼 ほぼ同じタイミングで診療所を訪ねて来た殺人課のジョセフ・ヴィーチューチ警部の名前に動揺するヒロインを非常口から逃し 露骨に此方に探り入れて来る警部に逆にブラフ突き付けてみる主人公 ブルックはバイナム殺人事件の有力容疑者として捜査機関にマークされている 彼女(ブルック)がどう魅力的な女なのか? 約二年間に渡るカウンセリングで逆にバイナムに心操られていたのは主人公だった うっかり叔父が次の嫁を紹介すると開催したパーティーの事を忘れていた 何か滅茶苦茶味のある主人公の母親にして精神科医の先輩グレース・ライスとのコメディパートな遣り取りを挟み 深夜地下のコインランドリーで故人のカウンセリング資料を独り再検索する主人公を見張る謎の影


普段居る筈の警備員アンジェロが宿直室に居ない 突如落ちたブレーカに動揺する主人公の前に先程うっかり壊した天使像の代わりにとアンティークの副葬品を手に現れるミステリアスなヒロイン 前振りでも軽く触れたバイナムが見た淫靡な悪夢の再現シーンやどうもファザコン気質らしいブルックとバイナムのあれやこれ ヒロイン割と脱いでるけど見えるのは精々背中辺りまで R12作品だからエロシーンは精々キス止まりなので過度な期待はやめといて下さいな 翌日ジョセフ警部に呼び出されバイナムの元職場、美術品や骨董品を取り扱い競売を開いているクリスピー社を訪問 ヒロインの上司ゲイル・フィリプスからこの業界のシステムのレクチャーを軽く受けながら警部と対面 従業員のヘザー・ウィルソンからの証言によりバイナムは愛人との逢瀬を主人公のカウンセリングとして誤魔化し度々会社早退していた事実が判明 ブルックを露骨に疑う警部と(グレース) 確かに状況証拠はあからさまなまでに彼女に不利なモノばかりだがどうも彼女はバイナムを慕いこそすれ恋愛感情は懐いて無かったし バイナム自身も彼女に惹かれながらも同時に誰かに託したいと告白している


元患者(バイナム)は何故彼女(ブルック)が昔人を殺し尚且つその事が事件化されなかったことを知っていたのか ブルックの暮らす部屋(アパート)を訪ねるも彼女は不在 深夜フード付きのレインコートで1981年当時も強盗&レイプ事件多発地帯のセントラルパークに向かうブルックと同じ年格好の女性追い掛けた主人公は橋の下で待ち伏せる強盗に襲われ有り金全部とコートを奪い取られた 強盗は直後ライス医師と間違われナイフで殺され翌朝再び警部等に殺人現場に呼び出される バイナム同様、強盗は背中から心臓に向け刃物一突きで仕留められており抵抗傷が無いことに加え遺留品から浮かび上がる犯人は被害者と顔見知りの女性以外有り得ない ライス医師が狙われたのはバイナムを殺した犯人をブルックに仕立て上げるため 彼女(ブルック)のデスクに置かれた父殺しの疑惑綴った昔のタブロイド 真犯人は此処クリスピー社に居る しかもバイナムのプライベートを熟知してると考えると彼女の同僚以外有り得ない とある人物の証言から痴情の縺れによる犯行と決め付けたヴィーチューチ警部とゴードン巡査部長の任意同行を交わし姿眩ませたヒロインは何処に


ブルックが潜伏していたのはバイナムとの逢瀬にも使われたロングアイランドの高級住宅地グレンコープ 明らかとなる彼女の母の自殺同然な最後と15年前に唯一無二の遺産相続人となった(ブルック)を事故に見せ掛け殺す筈が愚かな父親が返り討ちとなった経緯 人を殺した者はまた同じ事を繰り返す 自身が殺されブルックに冤罪掛けられる可能性を憂慮したバイナムが遺した悪夢に見立てたダイイングメッセージ 人殺しは彼女では無い、用済みとなり捨てられたもう1人の愛人(ゲイル・フィリップス)だ ちょっとした違和感から真犯人に気付いたヴィーチューチ警部は既に殺されており 慌ててこの家を出ようとしたライス医師も待ち構えてたフィリップスにより心臓を一突き 屋敷の展望台に追い詰められ崖から突き落とされる寸前のブルックを救ったのは万が一に備えコートの中に詰め物してた主人公 手摺りが崩れ落ち悲鳴上げながら転落死するフィリップス もう此れで全ては終わったんだヒロイン抱き締める主人公が夜空を見上げるシーンで物語は幕を下ろす。




 

本日外付けDVDの3代目が半ば御臨終 やっぱりTSUTAYA那覇新都心店のレンタルサービス終了駆け込みの際のハードスケジュールがアダになりました 当面は再生機専用にして4代目を今買って来た所です GEOのアニメ新作ラッシュに何処まで耐えられるやら

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