表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/1232

ヘルファイター 68年

2023年7/24〜7/25 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

【 家屋火災が500度前後で火災旋風や溶岩流が1000度から1500度 だけど油田火災は多少軽めでも3000度越えるまるで地獄の業火 高額報酬と社会的名誉の代わりに彼等ヘルファイターズが背負うのは死と隣り合わせな過酷な職務 産油国の大半がそうだけど自称革命軍とか民族解放戦線なんていうテロリストにも狙われるから恋愛や家族持つのも困難な職場 ベースになったのは1962年に活躍した油田火災専門の民間消防会社経営するレッド・アデア氏の体験談だけど勿論娯楽作品なのでフィクションと割り切って下さいな 】


★元ネタの1962年に起きたサハラ砂漠油田火災に関するNET記事は見付からなかったけど 1991年湾岸戦争においてクウェート油田火災鎮火におけるヘルファイターへの報酬は日本円換算で2000億円前後 なお公僕なアメリカの消防士の年収は今も530万円前後です


原題:HELL FIGHTERS

地獄の戦士

アメリカ 劇場公開作品

1969年 日本 劇場公開

❖DVDには1972年ゴールデン洋画劇場放映時の吹替版も収録


 令和5年7月24日 本日も気温は軽く34度突破しあまり楽しくも無いし面倒な野暮用片付けた後は黙って床で溶けてましたが 其れはともかく変なニュースが飛び込み失笑する事になりました 隣県にレンタカーで移動することはまず不可能な此処沖縄じゃすぐに捕まること請け合いな犯罪が幾つか有りまして 特に手間暇掛かる割には確実に逃げられないのが銅線泥棒 ぶっちゃけるとアメリカ軍占領統治下の昭和40年代ならともかく此処には自称クルド人やロシアや中国系が経営する殆ど非合法なスクラップ買い取り業者なんて何処にも存在しないので 現金化したければ市町村経営の集積場に身分証明書と書類添えて顔出さないと相手にしてもらえないのだよ 今回は人里離れた恩納村の菊栽培施設が被害にあったそうだけど 過去に起きたマンゴーやシークワーサー等の農作物泥棒と同じくお里が知れます 大方警戒ザルな此処なら荒稼ぎ出来ると思ったんでしょうが台風来れば飛行機も船も止まるこんな田舎からどう持ち出すよ(嘲笑)


この間も毒持ちでスカベンジャーなオカヤドカリを"食べるために集めてたと"言い逃れしようとして取り押さえられた底なしの阿呆な中国人観光客(ならば何匹か無理矢理食わせるべきでした) 漁場で勝手に伊勢海老とかハタ捕まえNET通販で本州の料理店に売り付けようとした海兵隊員が逮捕されてますが 観光や出張ついでに小遣い稼ぎと犯罪仕出かす半島生物レベルの屑が最近滅茶苦茶増えました 勝手に市町村のビーチに料金所作り入場料払えと付き纏ったり掘っ立て小屋でラーメン屋始めたりと ぶっちゃけこんな輩は他の観光客の迷惑にしかなりませんので逮捕実刑後に永久追放か入国禁止にするべきかと 言いたか無いけど此処数年、怪しい半島の店も増えつつ有ります 表向きはレストランと言う事になってるけど昼間も夜も客の出入りが滅茶苦茶少ないのが尚更胡散臭い そもそも料理店に付き物な調理する音や匂いも漂って来ない辺り案外アレ売春宿じゃ無いのかな?



【 冒頭描かれるのはほぼ100%の割合で人的ミス(ヒューマンエラー)が引き起こす油田火災の恐ろしさ ほぼ24時間掘削作業続けるから作業現場に裸電球ぶら下げたり眠気覚ましに側でタバコ吸うアホウ 噴き出すのは原油のみならず大抵の場合は可燃性のガスも噴き出すので静電気や鉄製の工具使った時の火花でも致命傷となる 1968年1月1日未明、テキサス州ベイエリアのカルフール第5油田で起きたその事故は即死2人に重軽傷者4〜5人を発生させる大惨事 何よりも厄介なのが物見遊山で駆け付けたテレビ局の生中継 】


★当時カラーテレビ普及率はアメリカ合衆国でも精々3分の1程度 撮影で映えるのは火災映像だったから惨劇馴れしてない阿呆が色々仕出かしてたらしい


 通常の消防署では対処出来ないからテキサス州バックマン社に届いた年明け早々の出動要請 長年の親友で業務提携先でもあるローマックス石油のオーナー=ジャック・ローマックス会長と共にバハマ諸島へ向かっていたチャンス・バックマン社長とジョー・ホーンやジョージ・ハリス等を乗せていた社用機ロッキード・ジェットスターはヒューストン空港へUターン ベテランのジム・ハッチは秘書のアイリーンに電話で叩き起こされ自宅から急行 厄介だったのは休暇中は3〜4つの偽名使い分けアカプルコであちこちの女性と浮き名流す主人公の一番弟子グレッグ・パーカー 火災現場には朝から地元テレビ局の中継車が陣取り誰彼構わずインタビューを敢行 現場にヘリで急行し調整済みのニトロと一緒に新しいガールフレンドを同伴出勤してきたグレッグに呆れる主人公(チャンス) 


3000度の油田火災をどの様な作業を行いながら鎮火するのか私みたいな初心者に丁重に石油採掘会社広報が説明しつつニトロ使った消火作業は無事終了 だがTV局がミスを仕出かした 突撃する糞マヌケなレポーターを避けたブルドーザーが轢いたのは主人公(チャンス) 肺が破裂し片手も折れたチャンスは意識不明 手術は難航しもしかしたら助からないかも知れない 慌てたグレッグが連絡取り何とかカナダのスキー場でピックアップしたのは離婚後かれこれ15年以上会ってない主人公の娘ティッシュ ちなみに元妻のマデリンは欧州へ出張中でどうしても捕まらない 社長(チャンス)を父親の様に慕うグレッグと幼い頃に別れたきりでどう対応して良いか戸惑う(ティッシュ)は機内で早速険悪な雰囲気に だがローマックス会長もホーン/ハリス/ハッチは知っていた 父親そっくりで感情表現が鈍そうな彼女は本当は主人公を慕っているのだと 幸いにも手術は成功したものの数ヶ月は絶対安静 そんな最中にも国内外から次々と油田火災の鎮火要請が飛び込んでくる


社長代行としてひと癖も二癖も有りまくりな社員等と共に飛び回るグレッグと父親があれ程命を掛けているその仕事が見てみたい 何方も会社経営してる両親から行動力と交渉能力を受け継いだティッシュは社長の娘を危険な場所に同伴したくないと渋るグレッグを他所にそのバイタリティを発揮 もののついでにグレッグのハートもしっかり掴んだ 下手に意識回復すると勝手に退院しかねない 事実上隔離状態で漸く普通に食事も右手も吊る程度で骨がくっついたばかりのチャンスが(ティッシュ)の滞在とグレッグと結婚したのを知ったのは退院直前 勿論良い一撃(パンチ)義理の息子(グレッグ)が喰らったのは言うまでもない そして内心主人公が何より恐れていた事態がやって来る かれこれ15年以上御無沙汰だった元妻マデリンを交えての家族会議 決して嫌いになったから別れた訳じゃない ベタベタな娘夫婦と対照的な不器用極まる爺婆の恋愛関係 


そんな最中にもバックマン社には次々と油田火災の鎮火要請が舞い込む 新婚旅行はアラスカ州の油田火災鎮火してからのカナダ 次の仕事場はマレーシアのマラヤ 何時何が起きるか分からない仕事だからこそなるべくグレッグの側に居たいと母親に内心吐露する(ティッシュ) 色々ベタなマダム・ルーの店に男衆だけで久しぶりに繰り出し、気の荒い採掘会社の面々と西部劇形式の殴り合いに酒杯を交わし合う マレーシアの油田は有毒ガスと無縁じゃ無いし大抵の採掘現場は道無き道を縫っての強行軍 こんな凸凹道じゃニトロなんて危なくて運べない 父と夫にお弁当届けるついでにティッシュが手配したのはヘリによるニトロ空輸 有毒ガスにより採掘担当者に次々殉職者が出る中、主人公の采配ミスで瓦礫の下敷きとなったグレッグが危うく死にかける 年を取り咄嗟の判断力が衰えたかも知れん チャンスは会社をグレッグ夫妻に託し隠居を決意 心配するマデリンや会長(ローマックス)の誘いでローマックス社の重役としてデスクワークと会議に追われるものの久しぶりの穏やかな日々 俺はもう若くないこんな生活に慣れなきゃいけない 


周りの仲間達に背中押される形で寄りを戻したマデリンと漸く再婚 そんな最中グレッグ夫妻から応援要請が飛び込む ベネズエラ国内に浸透してる武装ゲリラによる油田の爆破 当初火災鎮火の対象は1箇所だけの筈だったが連日連夜の襲撃により鎮火必要な火災現場は5ヶ所に拡大 自称民族解放戦線の破壊工作を押し留めるなら隣接する油田をほぼ同時にニトロ爆破で鎮火しないといけない アメリカ合衆国空軍から当時最大の貨物輸送機C124Cグローブマスターをチャーターした主人公は2台の大型クレーン車やブルドーザーと共に紛争地帯に乗り込む 武装ゲリラに狙われるからとカラカスのホテルで待機 父や夫の身を心配するティッシュの前に颯爽と現れるマデリンとローマックス会長 キューバ政府を通し東側から大量の武器支援受けてる武装ゲリラの攻撃は執拗だった まずは外側の2箇所を同時鎮火させたものの狙撃兵によりハリスが脚撃たれ戦線離脱 ゲリラとベネズエラ政府軍の一進一退な戦闘続く中、半ば心折れかけた主人公達の前に現れたのはローマックス会長とマデリンにティッシュ 武装ゲリラは5機のレシプロ戦闘機まで繰り出し政府軍のヘリや対空砲火と戦闘続ける中 臨時に装甲板貼り付けたブルドーザーやクレーン車で行う3箇所同時鎮火 まぁ色々危うい場面は有るものの何とか鎮火は成功 ちなみに武装ゲリラの戦闘機役はP40ウォーホーク 対空砲火で2機撃墜され他の3機も追い払われた


仕事は終わったさあ帰ろう バックマン社&ローマックス社の登場人物全員集合で終える大団円 南米で初めて選挙により軍事政権を打倒したばかりのベネズエラは当時南米唯一の民主主義の砦として空前絶後の繁栄を謳歌 その後21世紀に入りリベラル標榜するチャベス政権がアメリカ企業の国有化を進めた辺りから無惨な没落が始まった



そのガタイと生き様から保守の代名詞呼ばわりされるジョン・ウェインですが以外と彼の主演作品のヒロイン達は自立してたり男勝りだったりとバラエティに富んでます リベラル御推薦のアメリカン・ニューシネマだと阿呆な男に依存し抜け出せないジメジメタイプばかりなのは何でなんでしょうね 普通逆じゃね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ