ラン・オールナイト 15年
2020年5/12〜5/16タブレット端末にて執筆し深夜脱稿 同日深夜2:00投稿
実は不出来な内容でイマイチ纏め切れて無いけどPV数が悲惨な事になってますので臨時投稿 気が向いたら全面改稿予定 書きたい事の半分も書けなかった(涙)
【 殺し屋vs組織のボスでニューヨーク舞台に泥沼な世界を生きる親友同士だったアイリッュマフィアの壮絶な殺し合いを描いた良作なんだけどね……惜しむらくはカタギな商売やってる筈の主人公の息子がチンピラ臭醸し出す丸刈り頭の逝っちゃった目であちこち入れ墨だらけだからリムジンのCHAUFFEURでは無く "北斗の拳かマッドマックス2のザコ" にしか見えない所だと思います。 パトロール中の警官が目撃したら自動車泥棒と間違え職務質問待ったなし 下手すると問答無用で射殺されそうです。 通報⇒殺人の現行犯で即座に逮捕されるシーンで危うく笑い死にかけたとだけ書いときますね。 】
☆なお事前に "ロボコップ リプート版 14年" を先に見てしまうと私の様にさらなる爆笑モードに突入しますんで要注意。
★ヨエル・キナマンの其れは当時交際してた自称入れ墨アーティストが彫りバリカンで髪切ったらしいけど普通なら仕事降板だし 入れ墨丸坊主頭=見た目DQNか絶滅したカラーギャング 或いはやさぐれた ブルース・ウィリス の息子にしか見えないと書いたらファンに怒られるかな? エド・ハリスのドラ息子演じたボイド・ホルブルックと入れ替えた方が違和感無かったと思います。
原題:RUN ALL NIGHT
1晩の逃避行
アメリカ劇場公開作品
同年 日本劇場公開
■R15作品なんだそうですがそっちのお得感は期待しないで下さい
寧ろ基本コンセプトはR40推奨作品 20代には理解出来ないかも?
小見出しに書いた通り出た⇒死んだな脇役含めオジサンキャラや主人公の母親役 本編では思いっ切りカットされてたけど本当に勿体無い未収録場面集で良い味出してた少年の其れは是非レンタルして見て下さいと断言出来る映画です。 惜しむらくはどっからどう見てもチンピラヤクザな主人公の息子=ヨエル・キナマンが徹底的に雰囲気ブチ壊し お笑い要員に成り果ててますので物を飲み食いしながら見ない様にと警告しときます。 特に私みたいに安物のニッカウイスキーを瓶から直接あおってる最中、あんな間抜け面見せられた日には鼻に逆流して七転八倒する事になりかねません……アレはかなりキツかった。
今回の物語を書き綴るに辺りアイリッシュ系マフィアの歴史を色々調べてみたのですが其れなりに歴史有るコーザ・ノストラや合衆国全域の同胞に大麻ばら撒いて食い物にした中華系秘密結社 禁酒法が切っ掛けで台頭したユダヤ系組織やベトナム戦争におけるヘロイン流通で成り上がった黒人系と異なり 元々表舞台、警察官や消防士等カタギの世界に其れなりの活躍の場が多かったアイルランド系アメリカ人の中にマフィアが誕生したのはどうもIRA武装勢力の台頭⇒解散&内部分裂の混乱が始まってかららしく50年程度の歴史しか無いそうで あまり陰惨な犯罪行為には関わっていない様です 精々野球とサッカー賭博あとは警察官買収ぐらいかな?
ファミリービジネスで小ぢんまりとやってるから他の勢力との戦争とかもかなり珍しいらしく マグワイヤ家は成り上がるためにヘロイン密売等 敢えて危ない橋ばかり渡って迷走続けた結果、後継者育成に失敗し子飼いの始末人を敵に回し自滅してゆく訳です。 アルバニア系組織は麻薬製造密売と少女誘拐⇒性奴隷販売でマフィアより残虐非道なイスラム原理主義と御同輩な中国共産党の軍閥に市場奪われ、ヨーロッパや合衆国に進出続けてるものの余所者として身元不明な変死体になる事例は増えてます 日本は経団連の意向無視する形で水際阻止に邁進中 その場の利益に飛び付くアホや奴隷制度でボロ儲け企む自称文士様の言いなりになって門戸開いた日には、ベトナムの窃盗団や南米組織侵入より酷い事態に成りかねないとだけ書いときますか では粗筋で遊びましょう 例によって独自解釈でしか有りませんのでご注意を。
【 親友のため 或いは自らが信じる正義を守るため 誰かを殺しその家族の人生を台無しに……どれ程言い訳しても己の罪に真摯に向き合う事が出来ない卑怯者はやがて報いを受ける事になるのだろう。 意識を失うまで飲み続けても誰かを手に掛ける夢を見る 間抜けにも一撃で命を奪えなかった俺は、嘲笑う獲物にトドメを刺すため何度も引き金をひくのだが相手は何度も立ち上がってくるのだ。 】
★この映画見てて無性に聴きたくなったのは ライクーダーのジョニー・ハンサムのテーマ 原作小説は読んだんだけど映画は未だ見た事有りません 何故かCDサントラだけは購入しバーボン飲みながら楽しんでました。
ジミー・コンロンの転落の始まりは幼少期 ためらい無く他人へ暴力を行使する親友 ショーン・マグワイア の生き方に憧れた時から始まる 組織の為、家族のために躊躇せず裏切り者を手に掛ける 其れが例え子供の頃からの親友で有ろうとも 決断を下す前に悩み苦しむ友人を壊さない様に俺は何が出来るのか? 組織専属の墓掘り人=暗殺者となった ジミー が自分の行為に疑念を抱き、酒に逃避する様になったのは愛する家族が手の届かない存在となってから 親友の頼みで妻や息子を手に掛ける悪夢に悩まされ家からは距離を置き かつて躊躇い無く仕留めた弟や友人達の断末魔の姿を夢見るようになった俺は野垂れ死にがお似合いだ そう考える様になる迄大して時間はかからなかった。
母の葬儀にも姿を表さない父親を心底軽蔑する息子=元プロボクサー / マイク・コンロン は色々有って現在はリムジン専属運転手 妻 ガブリエラに ケイトリンとリリィと名付けた2人の娘 来年には待望の長男が産まれる予定でマフィアとは無縁の人生を送り 30年以上マグワイヤ家の犯罪を追い続ける所轄署の古狸 ジョン・ハーディング刑事には常に目を付けられる関係。
長年自分の代わりに汚れ仕事を引き受けてきた主人公の苦しみを理解する 親友と全盛期の墓掘り人の恐ろしさを知る古株の側近 パット・マレン を除いて多くのメンバーは彼を単なる役立たずだと見なし 特に中々自分に跡目を継がせようとしないだけでなく 口喧しい父親を内心軽蔑していた息子 ダニー・マグワイヤ はアルバニア・マフィアの幹部達と手を組みヘロインの密輸入に手を貸す形での大商いを企んでいた だが、かつてヘロイン密売に手を染め、その結果重度の麻薬中毒者⇒警察の協力者に成り果てた主人公の弟で幼馴染み ビリー・コンロン を裏切り者として処分した苦い過去を持つ ショーン はマフィア幹部の提案に激昂し馬鹿息子と若手メンバーに彼等と手を切る様厳命した事を切っ掛けに微妙な関係は破綻へと雪崩込む。
手切れ交渉は多額の仲介料を受け取りながらもその大半を使い込んでいた事が発覚し決裂となり銃撃戦に発展 マフィアとは知らずに彼等の送迎係をやっていたマイクは 見た目明らかにマフィアの兵隊だった為に仲間と間違われるも 殺される寸前、事務所で置きた銃撃戦を聞き付け黙って貰うため息子の家に立ち寄っていた主人公に撃たれダニーが即死。 殺人現場に駆け付けた警官が寄りにもよってダニーに買収され様々な汚れ仕事を請け負っていたランドルとコレストンだった事から危うくマフィアに売られそうになった息子を取り返す際に始まったカーチェイスの末、多くの野次馬が見守る中 2人の警察官を射殺した主人公はマイク共々 仲間の復讐に燃える所轄警察とマフィア双方から命を狙われ追い回される事になる。
組織のメンツに拘るショーンは例え正統防衛であろうが親友に撃たれた息子を見捨て逃げ戻った部下を処刑 構成員のみならず主人公にかねてより変質的な殺意を抱く殺し屋アンドリュー・プライスを雇い入れ殺害を命じたために事態は混迷の具合を深めていく 息子の無実を証明出来るのは彼の教え子レックスが撮影したデータのみ 追い縋るマフィア達を返り討ち 証拠確保し証人を保護するため黒人専用の集合住宅団地に乗り込んだ2人を逮捕し何もかも吐き出させようと企むハーティング刑事とその部下達は、主人公達を殺すため完全武装で現れたプライスとの三つ巴の争いに巻き込まれ次々と殉職。
避難誘導の不手際で始まった大火災により現場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した 辛うじてプライスを炎の中へ叩き込み追い掛けるヘリからの逃走 撃たれた左腕の治療のために立ち寄った兄エディ・コンロンとの確執 呆けが進み最早日常会話すらまともに出来ない母と主人公の最後の面会描写等 号泣必至な名場面が色々有るのですが文字で書き綴ると間延びした印象与えるだけでなく1万字越えても終わらないから色々省略します(苦笑)
誰も殺してない息子を湖畔のコテージへ逃がし死地に赴く事を覚悟した主人公は、眠り続ける母親の側で以前ハーディング刑事と約束した "自分が其れまで組織の為に手に掛けた人々の名前を列記したメモを書き上げ" 全てを終わらせるためマフィア事務所へカチコミ⇒完全武装で待ち構えるメンバーを皆殺しにした挙げ句、ショーンと一騎討ちとなり互いにボロボロになりながら操車場で繰り広げる夜明け前の殺し合いの末に親友を手に掛けるのでした。 今夜は誰もかも死に過ぎた……例え自首してもあれだけの人々を手に掛けた以上極刑は免れない 息子や結局今まで会う機会も無かった義理の娘や孫に最後の挨拶を 束の間の家族団欒を台無しにしたのは死んだ筈の殺し屋プライスの乱入 主人公は撃たれ瀕死の重傷を負うものの なおも息子達を皆殺しにしようと暴れる阿呆を射殺し事切れる。
マイク達は漸く現場に駆け付けたハーディング刑事達に保護され警察に保護されたレックスと持ち込んだ映像データからマイクの無実が判明。 まあこの後も色々ドラマが展開されるのだけれど今回は手短に纏めたいので此処で終わります なにせ今日は暑過ぎた……なんで深夜になっても25度越えてるの?
時事ネタなんで此処に置いときますが日本と時を同じくして始まったCNNによる武漢コロナに関する合衆国政府批判番組⇒経済評論家としてあのグレタ・トンベリが起用されたと聞いて危うく笑い死にかける事になりました。 底無しにアホなのは何も日本のテレビ局だけじゃ無かったのね。




