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プロフェシー 02年

2020年5/9〜5/11タブレット端末にて執筆し脱稿 5/12深夜投稿

例によって急ぎ仕上げたので色々直し入れる予定です。

【 怪異とは何なのか どの様に生まれ人の心を惑わすモノなのか 元々祖国とのしがらみや慣れ親しんだ生活環境等を何もかも捨てて新天地目指し移り住んだ連中ばかりで想像力の怪物が広まる可能性の圧倒的に低い多民族国家で生まれた人為的な怪異 "モスマン" に纏わるエピソード。 ウエストバージニア州 ポイント・ブレザントのシルバーブリッジ崩落事故を現代を舞台に再現した "X-ファイル" か "ミレニアム" みたいな物語でした。 何かが有った筈なんだが其れが何なんのか分からないという変則的な終わり方してますので好みは分かれるかな? 】


★モスマンの元ネタは事件始まる5年前 日本で劇場公開された "モスラ 61年" なんじゃないかと思う私の推測は極論ですかね。


原題:THE MOTHMAN PROPHECIES

モスマンの予言

アメリカ劇場公開作品

同年 日本劇場公開

原作 ジョン・A・キール 著 "モスマンの黙示 75年出版"

■英題は同タイトルだから省略

翻訳版 国書刊行会 75年

プロフェシーに改題しソニーマガジン社刊行 76年

2002年 ヴィレッジブックス文庫にて再版



 季節外れの熱波や寒気が続いたりすると此れから何か悪い事が起きるのかも知れない そんな割と有りがちな集団心理が生み出した怪異は時にとんでもない現象を引き起こす。 2020年早々アニメ化された "虚構推理" にしっかり嵌り 期間限定で動画サイトで全話アップロードされていたので楽しませて貰いましたが "鋼人七瀬" 或いは "口裂け女" みたいな案件を映画にしたリチャード・ギアの映画が確か有ったよねと思いつつ旧稿手直しついでに資料検索し、偶々タイトル判明したんで借りて来ました 殆どの店ではレンタル終了してる可能性高そうです。 もう1つの理由は架空の集落雛見沢(ひなみざわ)を舞台にしたとある作品の再アニメ化ですが其れは映画本編見てりゃ分かる事かな……かな?


"サイン 02年" でも軽く触れましたが題材は微妙に違う筈なのに主人公を取り巻くシチュエーション (起用された役者が何方も中共に媚びるハリウッドからはとことん煙たがれてるのを含め) かなりオカルト寄りな物語の展開 果ては撮影期間〜劇場公開時期も微妙にリンクしてる作品でして 関係者8名の変死に事故死 調べりゃ調べる程 得体の知れない泥沼に嵌り込んだ気分を味わえます。 


とは言えコッチは時代設定除いてかなりノンフィクションに近い体験談を纏めた事になってます 但し映画公開後モデルになった人物からは色々捏造され捻じ曲げられた証言に対する否定的なコメントが多数 まあ問い詰めようにも原作者は2009年に原因不明の心臓発作で急死しており 何故か物的資料も自宅には残されていなかったらしく真相は藪の中。 元々目撃談が頻発した1966年〜1967年辺りのウエストバージニアは、大手科学薬品メーカーがそれまで隠蔽していた数々の公害問題(ホークス・ネスト)と人権侵害が次々と表沙汰になり不穏な空気が流れていたらしく その総決算となったのがモスマン (或いは怪鳥) の跳梁とXmasシーズンに発生したシルバーブリッジの崩落事故 (犠牲者46名 内2名は今も見付かっていません) でした。


映画は "サイン" と内容被り大ヒットとまでは行かなかったものの、科学工場の収益が先細りだったポイント・ブレザントに聖地巡礼するオカルト好きな観光客が殺到したそうで 翌年街にはモスマンの記念像建立 大洗町同様、毎年大規模なイベントが開かれてるそうな (苦笑)


★ヨーロッパにて蛾は蛍同様、死者の魂や悪霊のイメージ有るそうで 与那国名物=ヨナグニサン (15cm) とかオーストラリア・ケアンズのヘラクレスサン (30cm) なんか見せたらショック死するかもね。 あたしゃどちらも幼虫がアウトです。



【 人は何故暗闇を怪異を恐れる? 其れは高々20世紀に入った辺りから急速に発展進歩した科学文明社会が所詮は単なる付け焼き刃でしか無い事を本能的に理解しているからに過ぎない。 結局の所我々がこの世界で発見し分類出来た自然現象や科学技術はほんの1握り程度でしかなく その多くは未だ未知の領域に燦然と横たわっている。 集団ヒステリー或いは宇宙人や未来人の仕業にされたこの怪異は果たして何だったのだろうか? 恐らくそう簡単には解明出来ないのだろう。 】


★アメリカの雛見沢(笑)=ウエストバージニアは陰惨な先住民虐殺に黒人奴隷虐待の歴史 果ては原因不明の症候群(しゅうだんヒステリー)や魔女狩り伝説 最近じゃUFOの目撃談も多い場所なんだそうです 実は放射性物質とかも見付かってるのね。



 ワシントンポストの敏腕記者 赤坂……もといジョン・クラインが幸せの絶頂から不幸のどん底へ叩き落とされたのは20世紀最後のXmasシーズンの最中の夜の事だ。 その日妻 メアリ・クラインと共に売り出されたばかりの家の購入契約を交わした2人を襲ったのは、目が開けられない程の強烈な赤い光 車が木に激突し妻は脳震盪を起こし病院へ搬送 幸い怪我は大した事は無かったものの検査の結果見付かったモノは、最早手術でも完全な切除が不可能な悪性の脳腫瘍。  だが彼女が最後まで恐れたのはあの時見てしまった得体の知れない生き物だったらしい 腫瘍発見〜摘出手術の甲斐もなくほどなくして亡くなった彼女が描き残していたのは赤い目を持つ悍ましい鳥の様な何かだった。


『彼女は何を見たのか完全に理解していたよ。』


悲しみにくれるジョンを不安に陥れたのは其れを見てしまった後始まった人では無い何かの気配や視線 そもそも遺品整理に訪れたあの日、突然背後に現れ消えた人物は誰だったのか? あの病院にはそんな医師や看護師は何処にも実在していなかった。 購入した家の玄関でウォークインクローゼットで時折誰かの気配を感じ眠れない日々が続く 以降仕事人間となった主人公が再び怪異と相見まえたのは2年後の11月に入ってからの事。 妻が見てしまったモノとは何なのか 近頃度々あの時の事故を夢に見て飛び起きるらしいジョンを心配する同僚(エド・フライシュマン)の誘いから逃れるかの様に高速道路をドライブし深夜独りバージニア州リッチモンドへ向かっていた彼はふと気が付いたら一般道に居る事に気付き愕然とする。 


挙げ句の果てに突然車が故障し動かなくなった。


空電のせいか携帯も何故か繋がらず 偶々近くの家を訪れ助けを求めた主人公を出迎えたのは心底怯えきり銃を向けるその家の主人 ゴードン・スモールヴッド と同じ様に怯える妻 デニーズ だった。 通報受けて駆け付けた コニー・ミルズ巡査部長 の取りなしで流血の事態は避けられたものの何故彼等は怯えていたのか 実は主人公と全く同じ姿形の人物が連日連夜この家に押し掛け忽然と消えていると告げられ困り果てる事になった そもそも彼等とは此れが初対面だしこんな場所には全く見覚えが無い 取り敢えずパトカーで近隣のモーテルへ送って貰ったジョンは此処が何処なのか聞いて二重三重の理由で驚く事になる 彼が迷い込んだ此処はウエストバージニア州とオハイオ州の境に有るポイント・ブレザンド 南へ向かう高速道路を走らせていた車がワシントンから直線距離で600キロも離れた北の街に1時間で辿り着いたのか そもそも何故ガス欠しなかった? 皆目検討がつかない。



 州境の街 "愉快な場所(ポイント・ブレザント)" は滅びかけた世界だった。 度重なる戦争特需で発展したものの、ベトナム戦争敗北を契機に長い衰退期を迎え 木材加工場や火薬工場等多くのメーカーが工場を閉鎖し此処を去り 残されたのは豊富な水資源が必須な科学薬品工場のみ 多くの若者は高校卒業と共に南へと流れて戻らないらしい 街の住民はほぼ全員が顔見知りで余所者は中々居着かない典型的な田舎町 翌朝修理をお願いした車は不思議な事に何処も壊れておらずガソリン残量もバッテリーの状態も出発時そのまんま 此処1年程頻発する不可解な体験や悪夢によりどの住人も躁鬱状態。 偶々街中でスモールヴッド夫妻と再会し正気を取り戻したゴードンに真摯な謝罪を受けた事を切っ掛けに 更には夜中抜け出そうと車走らせたらまたスモールヴッド家へと送り返される不可解な現象を体験 この街を覆う恐怖と謎に興味を抱いた主人公は、割と年中暇で自身も不可解な悪夢 (溺れ死ぬ自分と目を覚ませ37番と囁く声) に悩まされるコニー巡査部長と共に調査取材を始める。

 

窓の外に立つ2.5mぐらいの赤目の化物(モスマン)を目撃したのは息子と小さな農園を営む老女 ルーシー 其れはエルムの木にYの形の焦げ跡と家の壁におかしなシミを残し空へと逃げたらしい  消防署所長 ジョシュ・ジャレット が体験したのは毎日決まった時間に掛かる奇妙な電話 録音されたそれは番号変えても必ず決まった時間に鳴り響き金属が引き千切れる様なノイズを残す  CJとホリーのカップルが火薬工場跡地で目撃したのは強烈な赤い光 軽度の火傷を負ったCJの目は今も腫れ上がったまま中々治らないのだと言う  そして不可思議な出来事はゴードンにも降り懸かる 絶え間なく耳元で鳴り響く幻聴に苦しみながら意識を失い翌朝手元に残されたのは書き残したメッセージと亡き妻が描き残した其れと同じ化物の姿。


『何も心配するな 99人が死ぬ デンバー9』とは何なのか 其れは夕方のテレビ報道で明らかになる。 


その日デンバーを朝9時に離陸した旅客機が森へ墜落事故を起こし夕方発見された 乗客乗員の生存は絶望視されており名簿から判明した犠牲者の数は99人 メッセージを伝えたのはインドリット・コールドと名乗る男 以降度々ゴードンの前に姿を現す其れは次々と人々の死を予言し遂には主人公にも電話を掛けてくる様になる。 まるですぐ隣でジョンの挙動をストーカーしているかの様な発言を繰り返すくせに中々姿を表さない其れに恐怖感すら抱いた主人公が頼ろうとしたのはモスマンの研究を続け本まで出版している異端の科学者 アレクサンダー・リーク博士 だが主人公がモスマンの話をし始めた途端彼は態度を豹変させ電話を切った。 


残された物的証拠は録音したインドリットの声 だが声紋認証の結果其れは何らかの電気信号か羽音に近いモノで有り人間が出すのは不可能で有る事が判明 ならばリーク博士に直接会って問い質すしか無いのかも 主人公は飛行機で一路シカゴへ急行 スケッチや不気味な音声を見せられた博士は漸く重い口を開いた。 死が迫る者或いは死者の声が聞こえる者の前にだけ現れ迫り来る惨劇を予言(プロフェシー)する其れは、ウクライナ人がその昔描き残したスケッチから "モスマン" と呼ばれていた。


其れは囁くだけで惨劇を引き起こす訳でもなく人間に理解可能な行動を行う訳でも無いらしい だが知った所で惨劇を止める事は出来ないのだと呟く博士は 主人公に何も見なかった聞かなかった事にしてポイント・ブレザントから逃げる様警告。 夕刻街へ戻った主人公を出迎えたのはコニー巡査部長 だがXmasのイベントを楽しむ彼女に不吉な予言を伝えたく無いばかりに嘘を付いた主人公は友人となったゴードンが迎える悲劇を止められなかった。 精神疾患を理由に工場を辞め妻と離縁した彼はまるで主人公が体験した全てを見ていたかの様な発言を残し自宅裏の原生林で凍死 不可解な悪夢とメアリの幻に悩まされたジョンを呼び出す電話の声は本当は誰だったのか ゴードン最後のメッセージは彼が死んでから7時間も後だと知り怯えるコニー



 やがて主人公の声を擬態し、メアリの姿を模した其れは街中にも頻繁に現れる様になる 貴方は何故モスマンの研究を諦めたのか 深夜高速道路を乗り継いで現れたジョンの姿にかつての自分を投影したリーク博士は自身が予言に振り回され何もかも失った過去の失策を語り始める。 1995年 当時オハイオ州立大学で物理学の教鞭を取っていたリークにモスマンが伝えた予言は168人の犠牲者と重軽傷者800人以上を出す事になる連邦政府ビルへのテロ攻撃 だが訴えも虚しく惨劇を止める事が出来なかっただけでなく実行犯のメンバーの疑いを掛けられ狂人呼ばわりされたリークは家族に見捨てられ精神病棟へ強制収容……仕事も名声も失った彼が退院出来たのは4年の月日が過ぎ去った後の事


結局予言は人間に取って身に余る不幸でしか無いのだ。 言った所でいや、例え惨劇が起きようとも人は怪異では無く "今度は君を恐れ排除する様になる" ならば何も知らないふりをして君だけはやり過ごせ 待ち受けるのは破滅でしか無いんだ。 モーテルへ戻ったジョンは書きかけの記事や集めた資料を廃棄しようとするが留守電に残されたメッセージで致命的なミスを犯してしまった。 予言に振り回されバージニア州知事マッカラムやコニー巡査部長を相手に間違った警告を発した事が仇となり記者の地位を失いかけ彼女からも距離を置かれた バーで独り痛飲する主人公に届いたインドリットのメッセージはXmasイブのPM12:00自宅に戻ればメアリと会わせてあげるという悪魔の誘惑。


多分其れに会えば自分はゴードンの様に此の世から排除される可能性が高い だが最後にもう二度と会えない筈の妻と再会出来るなら……全てを投げ出し最後の時を待つ主人公を我に返らせたのは 主人公へ思いを告げるコニーからの長距離電話。 予言通り掛かって来た死者からの連絡を散々迷った末に電話線を引き抜きポイント・ブレザントへ向かう手筈を整えたジョンを震撼させたのは電源も入っていないのにライトを輝かせ鳴り続ける固定電話 其れはまるで喰いそこねた獲物に未練たらたらな化物そのものに見える。



 2002年12月24日 逢魔が刻を迎えたポイント・ブレザント オハイオ川に掛かるシルバーブリッジの周囲はXmas色の飾り付けが街を彩り 街外れの洋裁店ではCJとの結婚を控えたホリーのウェディングドレスの調整が始まったばかり 空港近くの店からレンタカーを借り街へ急ぐジョンを妨げたのは信号機の故障で始まった思わぬ大渋滞 奇しくも橋の中央には仕事を終え主人公とのディナーに間に合わせようと焦るコニー巡査部長の乗ったパトカーや彼女を洋裁店へ送り届けたCJの車 息子と共に家路へ向かうルーシーの姿も有った。


何故大渋滞が起きている? 車を降り事情知ってそうな他のドライバーから色々聞いていた主人公は、不意にパズルのピースが全て揃った事に気が付いた。 Yにしか見えないあの記号は全て吊橋の橋桁を表しておりあちらこちらで目に付いたシミや焼け焦げた跡はまるでこの橋を模したデザインで有った事実 留守電に残されていたメッセージはオハイオ川で惨劇が起きると伝えていただけで科学薬品工場で事故が起きるとは一言も言っていない 消防署所長の個人電話に残された音声は金属がねじ曲がる時の軋みにしか聞こえなかったがそれは正しかった 惨劇は今此処で始まるんだ。


辺り構わずドアや窓ガラスを叩き人々の避難を呼び掛ける主人公の行動に合わせるかの様に始まった橋の崩落 車を捨て逃げ出す人々で橋の周囲は大混乱となるが逃げ遅れた中央部を除いて多くの命が救われる事になった だがパニックを起こし車を逆走させる運転手を止めようと橋の中央部に居たコニー巡査部長は周囲の車や落下する橋桁に押し潰されたパトカーごと真冬のオハイオ川へ転落 慌てたジョンが着の身着のまま川へ飛び込みあまりに低い水温に意識を失った彼女(コニー)を抱え必死に水面を目指す。 奇しくも彼女の悪夢は現実のモノとなった  深夜漸く意識を取り戻した彼女に駆け寄る主人公 もし彼女があのタイミングで電話しなければ全て終わっていたのかも知れない 救助活動を指揮するジャレット消防長の話では当初想定していたよりも死者行方不明者は遥かに少なかったとは言え犠牲者は少なくとも36名 もしかしたら私は37番目の犠牲者だったかも……怯える彼女を子供の様に抱きしめる主人公を映し物語は終わりを迎えた。


後日執拗な事故調査が繰り返されたもののシルバーブリッジ崩落事故の原因は最後まで不明なまま 史実では67年に崩落後、橋は廃棄され69年に新しい道路と共に違う場所に掛けられ今に至る。 事件以降原因不明の悪夢や電話 モスマンの目撃情報も完全に途絶えたと言う 少なくともポイント・ブレザントの怪異はその日を最後に消えたらしい。








令和4年1/29追記 2022年1/28シルバーブリッジとほぼ同じ頃に建設されたピッツバーグの道路橋が老朽化により崩落 幸い死者こそ出なかったもののまともなメンテナンス長らく放置したアメリカ国内の道路や橋はかなり劣化激しく延々50年以上放ったらかしのツケはかなり重いそうな 特別予算云々言ってるけど土建屋すらも大半仕事貰えず潰れてるからと海外任せで本当に大丈夫?

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