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GATE シーズン2 3.熱走編 ② 19年

2020年4/15タブレット端末にて執筆し昼前脱稿 お昼投稿

【 エムロイの使徒で有り亜神でもある "ロウリィ・マーキュリー" が今回直々に神罰執行で動いているのは何故? 眷族も兼任してるからとは言え伊丹耀司(いたみようじ)の所有物を名乗る "ヤオ・ロウ・デュッシ" が共に動いている訳とは? 本編読んでると "亜神の務めを口実にした彼女達の本当の目的" が見えてくるのだけれどその辺のネタバレは今回自重します。 将来は愛の神&伊丹の子供を授かりたい2人の配慮は果たして彼や彼女達に伝わるのか? 多分最終巻まで読まないと判明しないかな。 】


★何にせよ裏事情を死者達の魂から伝えられ知っているが為に 表向きの理由で動かざるおえない……亜神の立場って神様よりも心労と責任が伴います。



 本来使い物にならないと放逐処分される筈だった中途半端な魔力持ちの子供を育成し装填魔術師(パウビーノ)として再利用。 起重機(ガントリークレーン)や巨大な船渠船(せんきょせん)=移動式海上ドックに大砲を発明し 無数の船で作られた人工国家アトランティアに空前の繁栄を(もたら)したのは 数年前から複数の国家(つまり帝国の一部勢力と中華人民共和国)の技術供与を受け画期的な発明品により "レディ・フレ・バグ女王(ハーラム)" に取り入った秘密結社 "カウカーソス・ギルド" 


奴隷としてギルドに売り飛ばされた少女 "トロワ・リ・ヴィエール" を江田島五郎(ほんとうのちちおや)に返すならちゃんと義理を通さないといけない アトランティアに潜伏しているギルド本部へ赴き、海賊船オーディル号・ドラケ船長や船守の少女オーディルと共にギルドの纏め役ホッブズ⇒現在は "グレンダ・ラ・シーカー" を名乗る技術者と面会した主人公達は、とある人物からもたらされた技術で製造に至った "マスケット銃" "遺伝子検査技術" の存在を知らされ仰天する事になった。 其処へ突然現れたのはアヴィオン海の島々に設けられたギルド支部を次々と壊滅に追い込んだ亜神 "ロウリィ・マーキュリー" 違法技術の拡散停止を拒否し尚も抵抗を止めなかったグレンダは結局真っ二つとなりハーディの身元へ送られギルド船は沈没。


現場に駆け付けたアトランティア近衛兵と亜神の乱闘(咄嗟に正体見抜いた指揮官と亜神で示し合わせたヤラセ)のドサクサに紛れ 知りたい事を知った主人公達は現場から離脱。 使節団との会議中にギルド壊滅の報告を受けたレディはそろそろ用済みな海賊達 逮捕される形で生き残った技術者とパウビーノを使い潰す事を決断 何時裏切るか分からない子供達に麻薬を投与し洗脳する様指示し ヴェスパーの献策を受けてティナエ共和国とシーラフ候国の疑念を晴らすため海賊狩りに協力すると明言 かくして七つの諸島国家艦隊にアトランティア艦隊を加えた呉越同舟な八ヶ国連合艦隊が編成される事になった。


レディとヴェスパー そして帝国のWスパイ(ヴェスパー・キナ・リレ)と共生関係を持ち実質傀儡にしている三つ目の娼婦 "ミスラ・デ・ピノス"  シャムロックの秘書イスラと同じ姿形をしている彼女の正体は追々明らかとなるが 本当の目的は勿論七ヶ国の排除。 ギルド通し武器や艦船の提供行っている海賊達をアトランティア艦隊に編入した彼等が 集結する七ヶ国の艦隊と首脳陣を歓迎し連日パーティーや会議を開いている影でおこなっていたのは 海賊を使い魔力持ちの子供達を狙った略奪行為 捕まった子供達を薬物で洗脳しパウビーノとして使い潰す。 偶々聞き耳を立てていたプリムも軟禁され協力させられる事に……かくしてメギド島を餌にした罠にまんまと釣られた七ヶ国艦隊は地獄へと突き落とされる。


軟禁されたプリムは表向き病に倒れ療養中という事になった。


利権に目が眩み姿が見えないお姫様そっちのけでアトランティアへ協力する上層部に見切りを付け 軟禁されているであろうプリムを探すシュラ船長とオデットは ヤオからアトランティアの内情知らされつつも国家間の争いには介入出来ず 成す術無く街に潜伏していた江田島と徳島を取り押さえる 実の娘の様に江田島を慕うシュラの説得 秘密装備が有るから協力しろと主人公に迫るオデットの御強請りに根負けする形で……勿論天敵(ロウリィ)怖いからさっさと要件済まして此処を離れたいメイベルもメンバーに加わり王城船への潜入作戦が始まる。 


まあオデットが手に入れた義足のアレなギミックとか細かな遣り取りと事情説明は文字数が激増するから敢えて省きますがレディの陰謀 置き去りにしたトロワにもたらされた災難を知った主人公達はルール違反を覚悟の上で麻薬漬けにされた子供達を助け出すため アトランティア海軍に編入されて以後、明らかに可笑しくなった子供達(パウビーノ)の態度 理不尽な襲撃命令と監視役として常に付き纏う近衛兵の態度に疑念を抱いていたドラケ船長等と合流 


仁義に反した騙し討ちで七ヶ国の首脳陣を暗殺し200隻を越える海賊討伐艦隊は全滅 戦闘直前海賊艦隊がアトランティアの国旗掲げ正規軍を名乗ったため、例の国連決議で国家間の戦争には介入出来ない自衛隊の高速ミサイル艇を無力化する事に成功したものの、海賊や子供達を死ぬまで使い潰しておきながら此れからどうするのか何も考えていないレディに心底愛想を尽かしたドラケとオーディル号全乗組員のアトランティア正規軍からの離反と参加志願 1方的な大虐殺を目の当たりにしつつも法を無視出来ず、やりきれない思いを募らせていた自衛隊と海上保安庁メンバーの辞職覚悟の協力を取り付けた主人公達は 子供達の奪還作戦に踏み切った。 


当初は無理やり旗印に奉られたプリムの救出作戦も併用し行なう筈だったが……酒漬けにはされてもまかり間違っても殺される可能性の低いお姫様は後回し 救出作戦の準備中に偶々深夜のボートで数時間程2人きりとなったメイベルと主人公が何をしてたかについては面倒臭いから本編読んで察して下さいな(苦笑) 


アトランティアは致命的なミスをしていた 国連決議では領土を持たない国は例え国民が存在し政府機関が有ってたとしても国家としては認められない。 助け出された子供達を証拠にした事で再び海賊認定された追撃艦隊は満を持して待機していたミサイル艇の餌食となる。 麻薬でトリップし意識が混濁した状態で保護された少年少女の生存者は僅か計554名 実際の所其れを数倍上回る子供達が使い潰され海へと放棄され魚の餌となっていた……収容船には彼等に麻薬を投与し洗脳に加担した数十名の元ギルド技術者が潜伏していたが船内で目の当たりにした惨状に激昂した江田島の細やかな意趣返しにより船底の隠し部屋に追いやられ 餓死寸前で救出されたのは随分後の話となる。



 


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