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GATE シーズン2 3.熱走編 ①  19年

2020年4/14〜4/15タブレット端末にて執筆し深夜脱稿 即時投稿

【 技術格差は少なくとも1800年以上も掛け離れた自衛隊の介入受けても 後先考えず海賊に新造艦に爆轟魔術が使える少年少女や大砲を供与し、碧海(へきかい)〜アヴィオン海で略奪を繰り返す無謀な レディ・フレ・バグ女王率いる領土無き大国アトランティアはこのまま生き残れるのか? ぶっちゃけると悪役としては3流以下で統治者としての才覚は皆無。 そもそも外から入った嫁が色々やらかし王国乗っ取ってる状況で何故内乱起きずに独裁統治が続いてるのかは此れから判明するのかな 見事に悪あがき回となりました。 】


★ローマ帝国時代のガレー船は最大60mで奴隷使い捨て覚悟なら最速7.5ノット(約13kmですが時間制限有り) 今回特地に派遣されたはやぶさ級ミサイル艇は全長50m 最高速度44ノット(約80km以上 ジェットエンジンだからガス欠までは全開航行可能)です 普通なら100対1でも勝てますね。


日本 ライトノベル作品

柳井(やない)たくみ 著

Daiske Izuka 画

アルファポリス出版

熱走(ねっそう):勿論造語ですがとあるテレビ番組では

迷走+暴走扱いでした 案外そちらを狙ったかな。



 歴史書を紐解いてみると 度々何故こんな結末迎えたんだと読み終えて頭抱えたくなる史実がよく有りますが 暗殺や謀略で他者を蹴落とし権力闘争に勝利した愚かな指導者が後先考えずに始めたチキンレースを 近隣諸国が見事に誤解しハッタリに騙され(いたずら)に国土を失ったり 予想外の侵攻作戦展開されて思わぬ大敗北を喫したりなんて事例は星の数程有るものでして 割と近年だとナチスドイツのアドルフ・ヒトラーが行ったオーストリアやチェコスロバキア併合から始まったダンケルクまで続く敗北の連鎖(ヨーロッパ・ツアー)なんてものが有名です。 


此れが小国同士の場合なら 石油資源独占目的でクウェートに侵攻 勝利の気勢を上げたイラク軍機甲師団が多国籍軍により徹底的に狩られた湾岸戦争〜イラク戦争。 或いは共産主義とは名ばかりの殺戮行脚繰り返した挙げ句ベトナムに喧嘩売って自滅したポル・ポト率いるクメール・ルージュなんて汚濁に塗れた結末を迎える事になるものです。 エゴイストは時にとんでもない災厄をもたらします 2020年4月半ば……世界はそんな奴等がばら撒いたコロナウィルスにより再び思い知らされる事になりました。 無為に失われた生命財産 些か不謹慎だけと未だ近代化には程遠い彼等は腰巾着の世界最優秀民族諸共そろそろ報いを受けるべきだと書かせて下さい 流石に堪忍袋の緒は切れました。


ゾルザルやその父モルト帝も大概でしたが ただ己の欲のままに他人を貶めるシリーズ最低の悪役 "レディ・フレ・バグ" がやらかした胸糞悪いおこないが白日の元晒される そんなざまあ要素も有りますのでダイジェストなあらすじに興味抱いたら手に取って欲しい作品です では本編へ。



【 酔姫ことプリムの訴えにより始まった、日本国自衛隊及び海上保安庁による海賊掃討作戦とP3C対潜哨戒機による航空偵察により それまで新兵器=大砲によりティナエ海軍に対し圧倒的優位に有った海賊は次々と返り討ちとなり状況は好転。 ティナエ共和国では日本政府の要望に応える形で 今まで問答無用で処刑されていた海賊の裁判が始まった。 司法取引により彼等に新兵器を供給支援する勢力としてアトランティアの名前が上がる。 曲がりなりにもアヴィオン海域最大の独立国家が何故海賊に軍事支援を? 謎は深まるばかりだった。 】


★普通に考えたらヘリ或いは戦闘機による航空攻撃の方が手っ取り早そうですが出来りゃ逮捕前提 人命救助もせにゃならんから高速艇の出番となります。 なんか第2シーズン入って陸自や空自の出番消えまくりです……ぐっすん。


☆正直言うとそろそろ飽きた(笑) 他の作品を取り上げたいのでペース上げます。



 黒髪黒羽の海賊船オーディル号の船守(ふなもり) "オーディル・ゼ・ネヴェラ" が太陽光に隠れ、旋回を続ける告死天使=自衛隊のP3C哨戒機に気付いたのは 商船隊を逃すため全滅覚悟で戦い続けるティナエ護衛艦隊との戦闘が終盤を迎えようとしていた頃 爆轟魔法を応用した大砲の一斉射撃でひとまず当座の邪魔者を戦闘不能に追い込んだアヴィオン海賊七頭目の1人 "ドラケ・ド・モヒート船長" が其れに気付いたのはパウビーノ=魔力を充填させる役割を与えた子供達に休憩を告げ 偶々上空で警戒の信号舞を読み取ってからの事である 既に多くの名だたる海賊を手に掛けた自衛隊の高速船=飛船が来る。


即座に戦闘を中止 略奪品を積んだ3隻の僚艦に退却命令を出したドラケは パウビーノを魔力切れになるまで使い棄て、殺戮を続ける同僚達に警告しようとモナム号を指揮する "ダーレル・ゴート・ハン船長" に面会するが 諜報員を自衛隊が滞在する港町に潜り込ませていた他の海賊達に笑い飛ばされる 高速船が停泊している島は此処から120リーグ(198km) どんな船だろうが此処に到着するまで2日は掛かる計算だった。 売り言葉に買い言葉で他の海賊達と決別したドラケは、魔力切れで海へ捨てられた幼い少女 "トロワ・リ・ヴィエール" を回収し撤退。


緊急出港し時速44ノット(大体80km)で現場へ急行する "ミサイル艇うみたか" と海賊旗を下ろし民間船に偽装するオーディル号と僚艦3隻が擦れ違ったのはそれから間もなくの事だった。 とある理由で身分を隠し偶々商船に便乗していたダークエルフ "ヤオ・ロウ・デュッシ" による大立ち回りと桁違いの戦力差を誇るミサイル艇の活躍により9隻の海賊船は3隻が轟沈し残る船も操舵や大砲を破壊され戦闘不能となり降伏 ダーレル船長のみが隙を伺い海へ飛び込み生還する結末を迎える。



 爆轟魔法だけを教え込まれた僅かな魔力しか持たない落ちこぼれの子供達=パウビーノは何処からどの様に供給されているのか? 手掛かりを求め江田島と主人公(とくしま)そしてメイベルが向かったのは 航空偵察により判明した海賊の巣メギド島。 奴隷商人に攫われた江田島の娘 "トロワ(勿論出鱈目)"を探す口実で島の激安食堂の店員や料理人として潜り込んだ彼等は 例によって粗悪な食材でも御馳走に変える料理バカ=徳島甫(しゅじんこう)の暴走により 新鋭艦専属料理長⇒王政復古派に鞍替えし国裏切り逃亡⇒見事に転落人生歩んで海賊船オーディル号のコック⇒色々やらかし追放内定してる馬鹿 "パッスム" と再会し料理対決⇒負けた腹いせにティナエのスパイだと自警団に密告され危うく沈められる寸前 偶々主人公達と交流し料理切っ掛けに意気投合したドラケ船長と船守のネヴェラに助け出され ルール破った屑の代わりに義理を果たすとなし崩しにオーディル号の客分となった。 


で、どうも口から出任せで話した経歴そのまんまな娘が此処オーディル号に居るらしい。 母親が死に義理の父親に売り飛ばされた少女トロワを奴隷の身分から開放するため 実は割と人情味溢れるドラケ船長と仲間達と共にアトランティアへ向かう事に。 本当のお父さんが助けに来てくれた……幼い少女にガチで懐かれ途方に暮れる江田島(はらぐろジジイ)を積年の報いですねと微笑ましく見守る主人公とメイベルを映しつつ舞台はティナエに戻ったプリム達の動向へ移る。 



 何故海賊を支援しているのか証拠を突き付け直接問いただす ティナエ共和国とシーラフ侯国は共同でアトランティアへ特使団を派遣。 特使を送り届ける任務を与えられたのは日本や帝国の技術供与を受け漕役奴隷(そうえきどれい)を使わない最新鋭の高速帆船(但し緊急時や入港時には兵員が櫂を漕ぐ必要有り)オデットⅡ号  艦長に就任したのは僕っ娘 "シュラ・ノ・アーチ" 勿論船守はとある細工が施された義足を愛用する翼皇種(アヴィ)の少女 "オデット・ゼ・ネヴェラ"  特使団のメンバーとなったのは2人の親友酔姫こと "プリメーラ・ルナ・アヴィオン"にその付添いとして "アマレット" 十人委員会の代表として選ばれた "シャムロック・ハ・エリクシール"とその専属秘書 "イスラ・デ・ピノス"  シーラフ家からは "デメデラ男爵"と書紀官が参加。


謁見の場で、端から商人上がりなシャムロックに喧嘩売りまくる女王(ハーラン) "レディ・フレ・バグ" が態度を豹変させたのは本物なアヴィオン王国の末裔 "プリメーラ" と向き合う時だけ 色々カチンと来たらしいシャムロック委員は翌日始まった二回目の交渉でアトランティアが帝国と繋がっているのではとの疑念を持ち出し未だ皇帝 "ピニヤ・コ・ラーダ" とモルト先皇に憎悪を抱くレディを苛つかせ、挙げ句の果てに日本国との協調介入を始めた事実を伝えた事でレディはトラウマがぶり返し必死に動揺を誤魔化す事に……実は追放同然でアトランティアに降嫁され絶望していた彼女のブレーンとなり権力闘争を手伝っていたのはまたしても "ヴェスパー・キナ・リレ男爵" モルト帝の庶子で有り 日本ならホストに入れ上げてAV女優に墜ちそうな "レディ" を影で操っていたのはまたしてもコイツだった。


前作外伝読んだお客様は薄っすらと覚えているでしょうが "ヴェスパー" はモルト先皇直属のエージェントで美系好きなレディに貼り付いてるWスパイ 白銀の晶姫編=GATE再接続の妨害工作行なうレディの補佐⇒最後の最後に彼女を裏切り国外追放に加担⇒後日やっぱりモルトに切り捨てられたとアトランティアに流れ着き占い師として後宮潜入 今に至る。 


意味不明なアトランティアの海賊支援には勿論帝国の実権取り戻したいクソジジイが関わっていた事実が判明した所で前半を終わります。






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