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GATE シーズン2 1.抜錨編 ② 17年

2020年4/10〜4/11昼前 タブレット端末にて執筆し脱稿 同日お昼投稿

文章の配分間違えました(汗) ちょっと短めなのはお赦しを。

【 多少胡散臭かろうが中共の工作員な可能性濃厚だろうが 命懸けで苦労して助け出す民間人ならせめてマトモな奴を救いたい……漸く見付かった其れ=ジャーナリスト(笑) エドモンド・チャンは "無意味な正論振り翳し下品な立ち振る舞いで他人に不快感を与え殴られたり罵られる事が得意な" もうどうしようも無いレベルの屑でした(泣) まあ化けの皮は最初から剥がれまくりだし 普通なら見捨てられて当然なレベルのこんな人間って何で生きてるんですかね? まあ日本やアメリカだけじゃないけどさ。 】


★都市国家ティナエ共和国の新造艦オデット号は全長50m/最大幅20m程度 船舶マニアの江田島五郎(えだじまごろう)一佐をがっかりさせたのは無粋にも程が有る醜いオール こんなサイズの戦艦でも漕ぎ手は最低120名に加え乗組員&士官240名 投石機を操作する海兵24名の計384名+ゲストが加わります。



 "先住民文化保護国際条約" それは例えこれから接触する相手国が残虐な奴隷制度を続けていようが略奪婚や殉死等、自分達から見たら迷信でしかない慣習が行われていても自衛権行使が必要な場合を除いて内政不干渉を貫かねばならないという枷。 閉門事件から4年後、GATE再接続を果たした日本だけに美味しい思いはさせないと国連総会が可決した恥知らずな嫌がらせは 皮肉にも特地にて五神殿会議を通して神々や亜神達と会合を重ね、安易な技術提供の危険性や本当は地球側でも導入が可能な様々な魔法技術流出のリスクを痛感した日本政府も条約に加盟した事で空回りに終わる。


特地の人々や自衛隊アルヌス派遣軍そして亜神達が心底閉口したのは 再接続後に無理やり布教目的で入り込もうとしたお馬鹿ちゃん達だった。 


他の宗派を否定し自分達の信仰こそが正しいとやらかす連中は日本入国すら認めないし GATEの向こう側には入れない……回収した自称アメリカ人ジャーナリストは本来ならば合衆国諜報機関の強い捕獲要望が無ければ見捨てられ 亜神に処刑されても可笑しくない最低の生き物=そもそも自国の歴史すら知らない典型的なリラベルさん だったので "わざとやらかしたとしか思えない色々穴だらけな議論吹っかける江田島さんの誘導尋問等の" 不毛な遣り取りは本編で楽しんで貰うとして 外洋に入った直後襲撃して来た海賊船団の襲撃受けオデット号は2名の戦死者を出すも味方を囮に戦線離脱。 9隻の海賊船に包囲されたエラール提督率いる旗艦カーリー号とマゼンダ号は敢え無い最後を迎えた。


亜人の童女(ファティマ)達使って最初から2人をずっと監視していた "シャムロック委員" の命令で乗り込んで来たサングラスの暗部少年 "オー・ド・ヴィー"  早朝、霧に覆われた港から密入国して来た海上自衛官を呆れながら監視していた "酔姫" の親友 "シュラ・ノ・アーチ"等と共に船上生活に突入した厄介さん達は例によって漕役奴隷(そうえきどれい)の餌=豆粥をまともな料理に改善して見せた徳島甫(とくしまはじめ)の暴走で注目を集め。 エリート気取りのボンクラ艦長=オレンジ・ノ・キュラソーやその取り巻きでシーラフから派遣された外務卿カベルネと毎回会食するなんて死んでも嫌だとガタガタ震える対人恐怖症な酔姫="プリメーラ・ルナ・アヴィオン"等の要望に応えるため暗躍する専属メイド "アマレット" 主人公が行う無線連絡を目撃し非常食の魚肉ソーセージであっさり買収された船守 "オデット・ゼ・ネヴェラ" の口添えにより船酔いでダウンした専属料理人に代わり貴賓室専属コックに昇格。


数日後、王政復古派のメンバーでアトランティアと内通していたキュラソー艦長やカベルネ外務卿が海兵を率い起こしたクーデターにより虜囚となったプリメーラ姫を救うため動くオー君の手伝いやらされる事になった主人公達は シュラやオデットに扇動され嵐突入と共に始まった水兵と奴隷の反乱を手伝う形で船の主権をティナエ側に取り戻し 有り金担いで救命艇で慌てて逃げ出した復古派を余所に沈みかけたオデット号を掌握 奴隷と水兵の対立等々色々有ったものの船を沈没の危機から救ったシュラが艦長 船舶ヲタで経験者な江田島が副長を務める体制で乗組員達を纏め上げ目的地シーラフ候国に到着する。 


有り合わせのモノで何故か援軍を渋るシーラフの貴族達が満足する料理を無茶振りされる主人公の子供じみた逆ギレ場面を挟みつつ 臨時でオデット号の副長となりシュラ艦長からティナエを始めとする島々の内情仕入れるついでに懇願され その気になった江田島の暗躍により何とか晩餐会は成功 シーラフ候国の艦隊派遣が決まる。 なおディジェステフ公子が何故晩餐会をやってなんて無茶振りしたのかは長い話になるから本編読んでとだけ書いときます。 1月後、ディジェステフ公子率いる23隻の艦隊はオデット号と共に海賊殲滅のためティナエへと向かう。 六日後ティナエ領海に突入したシーラフ艦隊を出迎えたのは待ち伏せていた15隻の海賊艦隊 戦力比では圧倒的にシーラフ側が優位の筈だったのだが海賊達が戦場に持ち込んだモノはこの世界に存在しない筈の大砲だった。


旗艦への初弾命中でディジェステフ公子戦死 指揮官を失い混乱状態となったシーラフ艦隊は帝国でも未だ研究が始まったばかりの爆轟魔法を応用した大砲により全滅。 戦域離脱を図るオデット号に追い縋るのは海賊に横流しされた同型艦アミー号 船を指揮するのは裏切り者のキュラソーとカベルネ ティナエ密入国のため環礁海域に潜水艦が通れる様に設置していた道標を活用したシュラ艦長&江田島副長による的確な操舵に翻弄され海賊船アミー号は座礁。 トドメに撃ち込まれた投石機の岩は裏切り者キュラソー達と多くの船員達に致命傷を与えた。 


夕刻、降伏に応じた僅かな捕虜を乗せ仮染めとは言え夫となったディジェステフを助けたいと縋り付く酔姫(プリメーラ)に根負けし既に海戦が終わった筈の海域に戻った彼等を待ち構えていたのは 血の匂いを嗅ぎ付け集まった鎧鯨の群れ 撃ち込まれた(ぎよらい)によりオデット号は大破沈没。 短艇に分散し脱出する乗組員達は水兵や士官、奴隷の区別無く情け容赦無い攻撃を繰り返す大小の鎧鯨に貪り食われた。 結局300名の乗組員に捕虜は皆殺しとなり 海へ投げ出されたプリメーラ姫を徳島と共に助け出そうとしたオデットの両脚にも鎧鯨の子供が食らいつく…………このままでは水中に引き込まれ助からない 徳島はオデット自身に懇願される形で彼女の両脚を大ナタで切断。 


周りを鎧鯨に囲まれた短艇で生き残ったのは主人公含め僅か9人 最早万事休すと思われたピンチに駆け付けたのは 黒川艦長率いるディーゼル潜水艦きたしお 這う這うの体で生き残ったメンバーを収容し絶望的な戦力差をひっくり返すべく海上自衛隊の反撃が始まる。 



★海に落ち溺れ死にかけたプリメーラ⇒プリムを救うため主人公による人口呼吸 久し振りに船を動かす事になりはしゃぎ回る江田島さん 毎夜毎晩美味しいモノ食わせろと主人公の寝食に押し掛けるオデットとか 他にも小ネタはいっぱい有りますが物語纏めるに辺り冗長となるから省略してます。


☆抜錨編の主人公徳島甫(とくしまはじめ)をどうキャラ立ちさせるのか? 原作者が狙ったのはロマノフ王朝やハプスブルク家、或いはブルボン王朝時代のヴェルサイユ宮殿で画期的な新料理や美食で歴史を動かした天才料理人を演出したかったんでしょうが……前作で(但し原作版)復讐に燃えるウォーリアバニーの元女王テューレとプラトニックな恋愛繰り広げ強烈な印象残した古田均(ふるたひとし)陸士長を越える事は不可能でした。




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