表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
94/1232

ダークマン 90年

2024年9/20〜9/21 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 当時37歳だけど若作りなリーアム・ニーソンの主演デビュー作 とは言えその風貌はハリソン・フォードの上位互換だったので割と仕事選ばないアクションスター(笑)として開花したのは21世紀に入ってからの事になる

【 本業は舞台役者 此れまでモブか脇役で大概途中でお亡くなりになるキャラばかりだったリーアム・ニーソンさんの実質主演デビュー作&キレ芸演技の始まりは此れでした でも途中からずっと包帯塗れかケロイド状のフレディ・クルーガな特殊メイクだったから本当に誰なのか分からない(苦笑) なお本来主演予定だったブルース・キャンベルさん筆頭に入れ代わる悪役面々と同一人物な貧乏クジ DCコミックのトゥーフェイスもジョージ秋山先生のアニメ化不可能なカルト漫画"デロリンマン"も多分無関係です 似てるけど 】


★TVシリーズ化された続編有るそうだけど悪役以外出演者総取り換えなディズニー仕様 勿論レンタルDVDもとうの昔にラインナップから外されてます


原題:DARKMAN 

闇男 そういや私は何故か"どおくまん"で覚えてました

アメリカ 劇場公開作品

91年 日本 劇場公開

ノベライズ版:ランドル・ボイル著 二見書房より91年出版


 令和6年9月20日 まずは今年6月に中国人女性が日本人親子庇って犠牲者となった事件に続き 9/18に愛国無罪な44歳の情弱中国人による卑劣なテロで命奪われた10歳の日本人小学生に哀悼の意を 彼の国は魯迅先生の小説[阿Q正伝 1923年]が新聞に連載されてた1921年〜1922年 いやもしかしたら民は何処までも愚鈍で愚かな方が御し易いと倫理観を含め何もかもが先史時代に逆戻りした明の時代から全く進歩していない "精神勝利或いは脳内麻薬/面従腹背/卑屈と傲慢の2面性が末端の者まで染み付いているのが今の中国人だと批判したこの小説(なお当時は此れに加えて清朝が持ち込んだ阿片とブリカスがインドで作らせ持ち込んだより高品質で安価な阿片のダブルパンチ)" 生憎私は香港映画と誰が描いたか忘れたけど確か図書館に有った学研の名作漫画でしか其れを視聴しておらず 教科書で読んだのは同じ魯迅先生の作品でも殆どノンフィクションな短編[友情]だけでした。 


ちなみに清朝末期から中華民国創立期に掛けあまりにも愚かな自国民の振る舞い危惧したのは日本に留学してた知識階級のみならず共産主義に帰依したあの毛沢東も 此れが国や民族滅ぼすと恐れ中華人民共和国建国後は義務教育で阿Qの様になるなと教科書にまで掲載してたんだけどね 疑心暗鬼の末に自身もロベスピエールかスターリンの化身と成り果て信者や紅衛兵使い始めたのが悪名高い"文化大革命"であり愚民を根気よく真人間に進化させる事が出来ないと焦った末に始めた"大躍進" 日本だって民度ある程度マシにするのに江戸⇒明治⇒大正⇒昭和⇒そして平成頭辺りまで数百年も掛かったのにたかが70年ちょいでどうにか出来る訳がない 私等の世代はバブル崩壊後の失われた30年で散々味わった筈だけど 一度崩壊したモラルを元に戻すには少なくとも三世代は掛かるでしょう [廃墟]書いたH.P.ラブクラフト先生も[動物農場]書いたジョージ・オーウェル先生も自作小説のスタイルで祖国の未来に懸念表示してましたが合理主義や全体主義に染まり 他人に対する思い遣りや寛容を欠いたコミュニティは必ず餓鬼道へ落ちます


いっそのこと徹底的に滅ぼされた方がまだやり直すチャンスが有るんだけどな イラクやシリアにリビアやアフガニスタン見てりゃ分かるでしょう? 統治者の反抗心を徹底的に圧し折るか民も文化も言語も根切りにするか 中途半端に旧政権の為政者奴隷頭に取り立てたらフランスやドイツの様に碌な未来は有りません



【 所で"デロリンマン"って何?と平成生まれがメインのこのサイト楽しむお客様は疑問抱くでしょうが私がネタにしたのは1975年〜76年に週刊少年マガジンに連載されその後単行本化されたキワモノマンガ 心病み自殺図ったものの失敗 整形手術もモグリにやらせたから見た目バケモノと化した自称ヒーロー(=狂人) なお敵役も相当アレだったためノリは殆ど本作と同じになります 勿論私もリアルタイムでは読んでません あの頃古本屋でカバー無しだとマンガ単行本一冊50円だったんだよ 今じゃ資源ゴミとして断裁処分なんだろうけど 】


★本人だと証明出来ず見た目も声も変わったら周りの人間は皆掌返しなのはこのマンガも 案外元ネタはカフカ先生の[変身]だったりして


 1989年カリフォルニア州ロサンゼルス 当時あの時代あの地に生きていた人々は周知の事実だったから説明描写バッサリ省かれてるが 5年前のロサンゼルス・オリンピック再開発特需終了契機に始まった建設作業員の大量解雇によりロサンゼルスとその近郊は急速に治安悪化の一途を辿る この物語は勿論徹頭徹尾フィクションだけど此れだけ派手に爆発やら市民巻き添えな銃撃戦があっても元々通報件数があまりにも多過ぎて市警やハイウェイパトロールに保安官事務所の対応後手後手に回った末に起きたのが1992年のロサンゼルス暴動だった オープニングで登場するのはその多くが当時廃墟と化しホームレスやマフィアの根城となっていたポート・ロサンゼルス 実は此処が寂れた理由は漁業に従事してた日系人やフィリピン系が様々な規制により移住や廃業余儀なくされた結果


其処に目を付けたのは横暴な父親と妻を謀殺し経営権を掌握 武闘派マフィア・デュラント家を尖兵に強引な地上げを進める建設会社ストラック社の新社長ルイス・ストラック・Jrだった。 という訳で冒頭部分はとある倉庫跡根城にしてる黒人系マフィア・ブラック家がデュラント家により皆殺し ボスのエディが葉巻カッターで此れから10本の指を切断されるであろうプロローグ そして場面は変わり色々やらかしたらしく日本人留学生の柳田泰吉を助手に街工場改造の研究施設兼住居でパソコンやら3Dプリンター使い戦争や森林火災や建築現場の事故で指欠損したり大火傷負った患者に人工細胞使った顔や指の開発に勤しむマッド=ペイトン・ウェストレイク元ウェイン州大学教授登場シーンへ ちなみに3Dプリンターの概念思い付いたのはアメリカ合衆国の研究者だったけど初めて其れを作り出したのは1980年名古屋市工業研究所の小玉秀男氏 細胞や血管に人造皮膚の印刷研究が始まったのは2010年代に入ってからの事になる 開発予算年6万円しか貰えない小玉さんの業績評価したのはパテント買った欧米の研究機関 


人工細胞の耐久時間は99分 だが偶発的な事故から太陽光による劣化妨げる手段が有れば此れ迄[犬神家の一族の助清]だったり[ハロウィンのブギーマン]みたいな被り物ではなく普通の人間に見える姿で社会復帰出来る 柳田と共に喜びの声上げる主人公を一転地獄の底に叩き落としたのは ペイトン元教授と絶賛同棲中なヒロイン=ジュリー・ヘイスティングス女弁護士 実は結婚前提にストラックJr社長から交際申込まれ単なるマッドサイエンティストな主人公と天秤に掛けてた彼女の不注意により脅迫者と勘違いされたペイトン元教授はデュラント家の襲撃受け柳田助手は惨殺 研究所はガス爆発による火事装い放火され拷問により顔と両手焼かれ満身創痍の主人公も焼死体として発見される筈だった 


雑な証拠隠滅の末に吹き飛ばされた主人公は川に落ち身元不明な大火傷負ったホームレスとして拾われ ある意味主人公よりマッドなジェニー・アガタ演じる謎の外科医の人間モルモットとして痛覚遮断処置を施される まんまノリは[スター・ウォーズ/エピソード3]のダース・ベイダー卿誕生のアレだったりする訳だが……もしかしてルーカス監督この映画見たのかな(汗) どうせ直ぐ死ぬからと身体拘束され見世物扱いだったペイトンが意識取り戻したのは数週間後 病棟脱走しジュリーに助け求めるも柳田の焼死体を恋人の成れの果てだと思い込む彼女にしてみれば其れは汚い単なる惨めなホームレス 痛覚遮断の際、脳を弄られ喜怒哀楽が制御出来ない狂人と化した主人公が研究所跡や粗大ゴミ集め廃墟として放置されたままの元石鹸工場に拠点を築いたのは其れから半年もの月日を費やしてから 先住民な灰色猫な同居人と共に始めたジュリーのストーキングと復讐行脚


最初のターゲットとなったのは強面でサイコパスなボス=ロバート・G・デュラントの代わりにストラックJr社長との連絡係やってるクソメガネ(リック) 拷問の末に自分と助手が単なる勘違いであんな目に合わされたと知った主人公はデュラント家の面々に報復を誓い手始めにリックをトラックで轢き潰す 柳田の遺品ニコンの一眼レフカメラでマフィアの構成員を撮影し盗聴器や直接観察し声や癖を形態模写 3Dプリンターで合成した最初の入れ替わり相手はみかじめ料運搬役なメタボハゲ(パウリー) 勝手に大金横領した事にされたパウリーはデュラントにホテルの窓から投げ捨てられる 3Dプリンターで漸く取り戻した本来の顔と手でジュリーに生存報告 だが思わぬ臨時収入手にしタイム・リミット99分なヒロインとの逢瀬を心の底から楽しめないでいでいる主人公 今度のターゲットは大手マフィアに上納金収められずチャイナタウンの中国系麻薬密売組織から金巻き上げてるデュラントに変装 1990年の旧正月を祝い多くの観光客や華僑が行き交う目抜き通りで無辜の民間人巻き添えにした銃撃戦 再び大金奪われ面子丸潰れなデュラントは誰にでも成れるバケモノの様な男を追い詰めようと部下と共に右往左往


現婚約者なストラックJr社長といきなり金持ちとなったペイトンの間を何方も選べないとウロウロしてるジュリー弁護士が主人公と逢瀬重ね潜伏先つきとめた事で漸くこの男がダース・ベイダー……もといダークマンだと気付いたストラックJr社長とデュラントはジュリー弁護士を拉致しヘリや自動小銃にマンビルの26.5mm✕12連装グレネードランチャーまで持ち出し石鹸工場を襲撃 だが痛覚も身体制御する安全装置も脳弄られ壊されてる主人公にしてみれば民間人を巻き込んだ愉快で楽しい虐殺ショーの始まりでしかない 結局片足マシンガンなスキップもボクサー崩れなルディ・グスマンも快楽殺人鬼なスマイリーも惨たらしい最後遂げ 残った部下と共にヘリでグレネードランチャー撃ちまくるデュラントもヘリ毎トンネルに叩き付けられ挽き肉と成り果てる ジュリー人質に主人公よりも遥かにイカレなストラックJr社長と対峙する主人公 何とかサイコパスをその部下共々ビル建設現場から地上の真赤な染みに変えたもののヒロインにバケモノなその姿を見られ彼女が掲げる綺麗事を端から見抜いていたペイトンは俺は死んだと思えと3Dマスクを被り誰でもないダークマンとして群衆の中に消える


そもそも主人公の顔と声だけが好きだったジュリーはどうしても群衆に紛れた主人公を探し出す事が出来なかった。


❖なおテレビムービーな続編"ダークマン2"でペイトン役を演じたのはどう見てもテリー・サバラスの上位互換で古代エジプト人にしか見えないリアルキン肉マン=アーノルド・ヴォスルーさん(ハムナプトラシリーズでイムホテップ役演じたあのオッサン) 敵はヘリ毎挽き肉となり燃えた筈なロバート・G・デュラントことラリー・ドレイクさん 勿論明らかに別人なジュリー弁護士がヒロイン役


❖映画"戦争の犬たち"で初登場 本作でも誤射しまくり多くの無辜の民間人を吹き飛ばしたマンビルの26.7mm✕12連装グレネードランチャーですが実は試作品で映画用に再現したプロップ あの映画と本作でこのバケモノ兵器開発しようと思い立ったイスラエルの銃器メーカーが作り出したのが後にフカ次郎の愛用兵器となりラノベ及びそのアニメ化された[SAO外伝]で大暴れするダネルMGL

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ