GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり アニメ版⑨ 16年
2020年3/12〜3/14タブレット端末にて執筆し深夜脱稿 3/14 深夜3時投稿
急ぎ書きまとめたので後日色々直します。 まずはオプリーチニキからかな?
【 アニメ版はイキるゾル猿と三馬鹿のDQNぶりに散々我慢させらた末に、漸く始まる自衛隊&主人公達の反撃開始により "ハッピーエンド" に見える形で終了。 細かな設定やとある人物達の不遇フラグ等々 色々変更してますので総撃編や冥門編の様な割と血塗れ描写が有る終わり方にはならないと断言しときます。 パナシェとかシャンディなんて性格そのものが明るい方向になりましたしね 第1部アニメ化の最大の敵○国が自然崩壊してくれれば映画化は可能です。 】
★動乱編は起承転結の "承" スターウォーズなら "帝国の逆襲" みたいなエピソードだからロンデルのシーン以外は割と "ぴにゃ殿下" の逡巡でイライラさせられる場面が多い……よって彼女は原作より悲惨な目に会いました。 ついでにゾル猿と三馬鹿の人間性も悪化してますがそれはどうでも良いですね。
久し振りにDVDでこの物語楽しんでみると 制作サイドによる薔薇騎士団・白薔薇隊のおねにーさま "パナシェ・フレ・カルギー(アニメでは台詞無いけど出番多い……)" への愛や原作者本人も恐らく忘れてる薔薇騎士団に所属するモブな爺ちゃん騎士達の見せ場が増えました。 実はプライベートでもかなり仲良しな彼等の年季入った結束が、少女騎士達を腐女子な方向へ直走らせる原因 (ヘルム筆頭に貴族上がりの馬鹿息子達はセクハラやら何やらで軒並み放逐されてるし……) となる訳ですが その辺りのエピソードは外伝でやってるそうなので原作読んでから色々取り上げたいと思います。
アニメでは尺の都合でオミットされましたが、森田総理使った中華人民共和国の銀座占領作戦開始 消費税導入⇒徐々に税率上げて安定税収とか企業の海外進出推進事業なんて事を各国の合理主義者達がやらかした結果、中間層の変わりに特亜の外需が急速に増大⇒国内の低所得層のさらなる貧困化とモラル皆無な上級市民が生まれる様になり 果ては特亜の増長と恥知らずな世界侵略を招いた過程を "喜納太郎 特地担当大臣" の台詞で代弁したりと 毒気満載の描写が有ったのだけれど大人の事情で全面カット(苦笑)
図らずも今回の "武漢コロナ散布テロ" により登場人物達が呟いた懸念が現実を迎える事になるのですが……未だに現実見えて無い害務省や厚生労働省、全ての元凶そのものと言える財務省と大手企業経営者にマスゴミは対応しきれるのかね? まあ出来なきゃ滅びるだけですね。
では本編あらすじへ かなり端折ってますので御注意を
■第22話:奴隷服を着た皇女 (動乱編 第5話)
★笛吹き男こと "ノッラ" 登場⇒強制退場回(笑) 原作ではデリラやシャンディと激戦繰り広げ第1部クライマックスまで暗躍してましたが此処で消えました。 アニメ版では結局 "笛吹き男" って誰なんだ? と言う結末です。
海外の反応サイトでは何でまだ空挺降下無いんだよと(泣) 当時散々嘆いてましたが原作では前半戦クライマックス 以降舞台を帝都に移して動乱場面となる筈でした 制作サイドの都合ですので御理解下さい。 漸く始まる審査会直前、ノコノコやって来た怪しい獣人 "ノッラ" を追い掛け4日間の追跡劇を繰り広げた "シャンディ・ガフ・マレア" も無事生還。 発表会にはレレイの姉=アルフェの交際相手で有る研究バカなエルフ "フラット" も登場 総撃編のもう1つのテーマ=GATEを固定し続けた場合のリスクに繋がる重要なヒント提供するのですが⇒時間無いから内容カット(……おい)
囮として送りこまれた老研究者は呆気なく排除、シャンディの証言により "笛吹き男=ノッラ" の突入も主人公達のみならず刺客乱入待ち構えてた観客全員にフクロ叩きにされる結末で幕を閉じ ブービートラップを担う筈だったシャンディも原作以上に情報収集能力除き軒並みポンコツだった事から "レレイ・ラ・レレーナ" の暗殺に失敗します。 なおアニメでは保留になりましたが原作ではレレイの公演は見事に大成功 "天文学者フラット" 共々導士号取得した彼女……以降10代なのに "レレイ老師" と呼ばれ20名以上の弟子を抱える事になるのですが其れは置いといて 漸く何が起きているか情報掴んだ主人公達は帝都へ急行。
帝都ではティーレの献策に乗った三馬鹿達によりピニャ殿下が裸のまま拘束され奴隷服姿で地下牢へ(アニメオリジナル描写) まあ醜悪な遣り取りの内容は本編見て下さいな。 此れで彼女は同じ暴君=モルト帝の恐怖に怯えてきた肉親としてそこそこ情を抱いていたゾル猿を見放す事になります。
アルヌスではかれこれ1週間待たされた挙げ句 漸く出撃命令が下りました。
★中国のみならずディアボの出番も丸々消えてます。 アルヌスには言語習得目的で派遣されていた白薔薇隊の派遣メンバーが滞在していた筈ですがそちらの設定も無くなった以上、パナシェとアレの出逢いも有りません……スピード狂な彼女にフラグが立つ相手はそろそろアラフィフなファントムライダー=神子田瑛二佐になるのかもな描写が最終回に有れば良いけど……
■第23話:空挺降下 (動乱編 第6話)
★延々待たされた自衛隊によるざまぁ回
早朝遂に始まった講和派元老院議員とのその家族救出作戦。 気温の低い時間帯は中々動けない騎龍宿舎を兵員ごと吹き飛ばしパトロール中の僅かな其れも容赦なく地上へ叩き落としたF4ファントムチームの活躍後現れたのは帝都悪所に潜んでいた特殊作戦群チームと普通科連隊。 元第3偵察隊に所属していた富田章二曹や栗林志乃二曹等の殆どのメンバーも参加し行われた看守役を担う兵士達の排除後 空白地帯と化したバスーン監獄制圧を目指し真昼間の大兵力パラシュート降下を特地で初めて行った第1空挺団選抜チームにより帝国の指揮系統は大混乱に陥った。 斬首作戦を恐れ恐慌をきたしたゾル猿と三馬鹿を正気に引き戻したのは元ヴォーリアバニーの王女ティーレの煽り 戦力の大半を最早誰も残ってなどいない監獄へ向かわせた事で結果的に翡翠宮の包囲網も薄くしたのが仇となったのは手遅れとなってから
手負いの者ばかりとなった薔薇騎士団を追い詰めるのに固執したルフルス議員を動揺させたのは突如始まった機関銃掃射とグレネードランチャーによる面攻撃。 語学研修や講和派議員パーティにて実演演習を体験していた薔薇騎士団のメンバーと異なり銃弾の恐ろしさやファランクス戦法の脆さ 何よりも技術格差があまりにもかけ離れた帝国軍兵士達は 1瞬で数百人を失った衝撃と督戦隊を担っていた帝権擁護委員が次々と狙撃され脳漿や内蔵ぶち撒けた事により戦意を喪失 ルフルス議員は部下を置き去りに真っ先に逃走を図るが騎馬技術で雲泥の差が有る黄薔薇隊・隊長 "ボーゼス・コ・パレスティー" により討ち取られた。
処刑を免れ何とか生き残った講和派議員とその家族数百人は新田原三佐と黒川茉莉二曹の要請受けた悪所歓楽街の纏め役 "ミザリィ" 達が手配した馬車列に乗り込み 亜人で有りスラムの住民や彼女達しか知らない抜け道を通り僅かな護衛と共に悠々とイタリカへ出発。 作戦終えた空挺団は昼過ぎから帝都に到着した第4戦闘団のCH47大型輸送ヘリ (UH1汎用ヘリやAH1戦闘ヘリ等は航続距離の問題とアルヌス&イタリカ近郊の村々を狙った "盗賊&何者かに操られる黒妖犬やゴブリン等のバケモノ狩り" で今回参加出来なかった) で回収。
外交官出迎えの為、翡翠宮に乗り込んだ健軍俊也一佐や用賀二佐の静止を振り切りピニャ殿下救出に向かったボーゼスと"ヴィフィータ・エ・カティ" の救出の際の小競り合い等、多少の遅延トラブルや負傷者は出たものの殉職者皆無のワンサイドゲームは僅か1日で終了。 外出禁止令に逆らった目撃者拘束したり負傷者の口封じに勤しんだりと敗戦情報を必死に隠蔽にかかるテューレに縋り付くゾル猿と抗戦派軍部。 元老院議員により1連の事件は多大な犠牲を出しつつも帝都防衛に成功したのだと捻じ曲げられるが多くの市民は負け戦に気付いている。
主人公達は未だ道の途中 部下達の顔を思い浮かべる伊丹は焦りを隠せないでいたが……アニメでは敢えて過程ボヤかしてるけど色々有ったんだよ 出来りゃ原作読んでねと書いときます。
★原作では後先考えない帝国軍の物量攻撃により自衛官にもそれ也に殉職者が出ました。 よってお姫様抱っこされ色々テンパったヴィフィータが健軍一佐にモーションかけたのはゾルザル軍との最終決戦が始まる "総撃編" の後半辺りになります。
☆シャンディから泣きつかれ懇願されたものの主人公が頭に思い浮かべてたのは富田や倉田、栗林等の元第3偵察隊メンバーだけ……うっかり忘れてた古田均士長の消息とピニャ殿下の事を思い出したのは色々有ってアルヌス駐屯地に立ち寄り狭間陸将へ状況報告終えてからの事でした。
■第24話:斯く戦えり (動乱編 最後及びアニメオリジナルエンド)
★原作では "ハリョ" の操る様々な怪異により民間人に多数の犠牲者出てますが……アニメ版は指揮系統司る "笛吹き男" がロンデルで捕まちゃったから現場は大混乱 帝国軍の作戦は尽く失策続きです。
伊丹耀司二尉 33歳 彼のポリシーは仕事よりも趣味。 そんな不良自衛官が応援部隊が到着するまでの数日の間、4人のヒロイン達にシャンディやグレイとやり遂げたのは アルヌスやイタリカ近郊の村々で虐殺を繰り返し難民を押し付けようと襲いかかる山賊に偽装した帝国軍の焦土作戦を妨害し脱出を図る村人達の誘導案内。 アルヌス駐屯地で避難民達やシャンディ等と別れ漸く帝都・悪所に到着した彼等を出迎えたのは 特殊作戦群と共に帝国の監視を続ける新田原三佐と未だ皇宮に残る古田士長を除いた元第3偵察隊メンバー達。
今回の救出作戦はあくまでも自衛隊の正規任務では無く 薔薇騎士団に所属するグレイ・コ・アルドとシャンディ・ガフ・マレアの要請を受けた人道支援として押し切る彼等は 情報統制が続く帝都正門からモルト帝発行の召喚状を見せて堂々と潜入 黒川二曹とヤオ率いる皇帝奪還チーム突入のタイミングに合わせて地下牢に閉じ込められ憔悴したピニャ殿下を虐め倒すDQN達がしがみつく玉座の前へ現れた。 既に大半の兵士達はテュカの精霊魔法と栗林二曹の物理でおねんね あの時の恐怖を思い出し錯乱状態のゾル猿がけしかけたのは漸く調教に成功したジャイアントオーガだったがハイテンションのロウリィと爆轟魔法を身に着けたレレイにより (流石にアニメでは自動攻撃可能なビットを使えなかったから特殊効果で誤魔化してます。) 瞬殺。
部下に逃げられ尚もイキるゾルザルの心を致命的に圧し折ったのは、足元に撃ち込まれた拳銃弾と殺意を顕にした主人公の眼力だった。 モルト帝と同じく軟禁されていたハミルトンを回収した伊丹達を支援するのは帝都各所に忍び込んでいた特殊作戦群のメンバー達。 門を追撃して来る騎兵隊諸共爆薬で木っ端微塵にした主人公達は帝都から脱出 一路イタリカに向かう車内で意識を取り戻したモルト帝は "公的地位からの引退を表明" 此処に帝国の後継者としてピニャ皇太女が誕生する事が決まった。 10日後イタリカで執り行われたのは立太子の儀式と正当帝国政府の設立 帝国は2つに別れた状態のまま内戦状態に突入する。
同じ頃、主人公の脅迫以降 絶えず幻聴に苦しめられる様になったゾル猿は三馬鹿や抗戦派の元老院議員や将軍達を連れ自衛隊の侵入が容易で籠城防御に向かない帝都を放棄。 第二都市テルタに拠点を移し周辺諸国への援軍要請と焦土作戦による再起を図ろうとするのだが周りは既に負け戦モード 見事に帝国を二分させ内戦状態に陥れた筈のテューレには何故か涙が……彼女に気を取られながらも諜報活動の任務を終えた古田士長は無線報告後此処から離れようとしている。
イタリカでは正式に近衛に昇進した薔薇騎士団が儀仗兵を務め亜人も人族の区別も無い参列者達が歓呼の声を上げる中始まったピニャ皇太女の就任演説に涙する倉田二曹をからかう栗林二曹 だが彼等を驚愕させたのは自分達がドタバタしている間、しっかりと愛を育ませた幸せいっぱいのカップル誕生だった。 まあ色々突っ込み所満載な幸せそうなメンバーの話はともかく留守番兼代理出席させられてるヤオを除き東京に独り戻った主人公は今度こそ同人誌即売会に突入かけるべく準備体操なんかやってるのだが 勿論彼女達も周囲の群衆達もそんな事を見逃す筈は無く…………と言う訳で此処までお付き合い頂いた皆様予測通りのオチへと突入する。
まあアニメ版のGATEはこんな感じで大団円を迎えます。
原作の動乱編はイタリカ脱出&正当政府設立が始まったものの味方は多くの仲間を失った薔薇騎士団にフォルマル家の武装メイドと講和派議員の手勢そしてアルヌス駐屯地に滞在する自衛隊26000を計算に入れても精々この時点で3万以下 未だ帰属を決めていない傍観勢力の勧誘と講和派元老院が発布した亜人勢力の帝国貴族位及び市民権発行を条件とした義勇兵招集。 と尚も続く難題を次々と解決する菅原・シェリーカップルの活躍が必要となり……まあ他にも不確定要素が色々有りまくりでした。 一応原作遵守で書きまとめた総撃編や冥門編はアニメ版に比べ必ずしもハッピーエンドとは言えず大団円では有るものの様々な因縁や宿題が残る形になってます。
あくまでも別ルートの物語だと御理解頂ければ幸いです。




